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BTS、バイデン大統領と対談直前の記者会見で語った全文。

  • 2022.6.2
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Photo_ Kevin Dietsch/Getty Images
K-Pop Group BTS Joins White House Press Secretary Jean-Pierre At Daily BriefingPhoto: Kevin Dietsch/Getty Images

5月31日(現地時間) BTSは、アメリカで急増中のアジア系に対するヘイトクライムを懸念。人種的ダイバーシティやインクルージョンについて、ホワイトハウスでバイデン大統領と非公開で意見を交わした。その直前に行われた記者会見で、黒髪に黒いスーツで臨んだメンバーは、英語と韓国語を交えてリレー形式でそれぞれこうコメントした。

RM: 皆さん、僕らBTSは、今日ホワイトハウスに招かれ、反アジアヘイトクライムやアジア系のダイバーシティとインクルージョンという大変重要な問題について話し合う機会を得た事を、大変光栄に思います。

JIN: 今日は、アメリカ国内でのアジアン・パシフィック・アメリカン・ヘリテージ・マンス(AANHPI、毎年5月に制定されているアメリカ国内のアジア系と太平洋諸島系の歴史や文化、そして貢献等を認める月間)の最終日です。この記念すべき日を、僕らはAANHPIコミュニティと共にホワイトハウスで祝福します。

JIMIN: 最近急増しているアジア系アメリカ人に対するヘイトクライムに、僕らは非常に心を痛めています。この状態に歯止めをかけると同時に、アジア系の方々を支援するために、この機会にもう一度僕らの声を伝えたいと思っています。

J-HOPE: 僕らが今日あるのは、国籍や文化、そして言葉も違う世界中のファンたち──つまり、僕らの「ARMY」のおかげです。僕らは、皆さんに心からいつも感謝しています。

JUNG KOOK : 韓国のアーティストが作った音楽が、言語や文化の壁を越えて世界中の多くの人々に届いていることに、僕らは今でも驚きを隠せません。ですが、音楽は常にあらゆるものを団結させる非常に素晴らしいものだと信じています。

SUGA: 人と違う、ということは悪いことではありません。そして、全ての違いを受け入れてオープンになったとき、真の平等が始まるのです。

V:私たちは皆、それぞれの歴史があります。今日、一人一人が意味のある存在としてお互い尊重して理解するための一歩となることを願います。

RM: 最後に、このような重要な案件について議論を交わすこと、そしてアーティストとして僕らが出来ることを再認識する機会を与えてくださったバイデン大統領とホワイトハウスに感謝します。あらためて、ありがとうございました。

Text:Bangshowbiz

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