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「今はまだ大丈夫」と思ってたら大間違い!お金に困らないための「3つの貯めどき」を知ろう【マネー連載】

  • 2022.5.31

「結婚したらしっかり貯金を始めよう」「今は夫婦2人だから、貯金は子どもができてからでいいよね」……そんな考えの人はお金に困る危険性大!! もちろん必ずしも結婚、出産するとは限らないけれど、人生で3回あると言われる「貯めどき」を知っておくだけでも、今後のライフプランが円滑に進むはず!

貯めどき1:独身・夫婦2人時代

出典: 美人百花.com

独身なら結婚前に貯蓄の習慣を身につけて

まずは急に病気や失業などで働けなくなっても生活できるよう生活費半年分、次に30歳までに年収分を貯めることを目標に。

夫婦2人ならまずは近い将来のための貯蓄を

夫婦2人なら生活費を抑えられ貯めやすい状況なので、出産やマイホームなど将来に向けた貯蓄と家計管理の基盤を作って。

ここがポイント

■ライフプランを2人で検討

子どもを産むのか、家を買うのかなど、2人で話し合って決めたプランをもとに貯蓄目標を持つことで貯めるマインドが高まります。

■何に比重を置くか話し合う

各々の価値基準の相互理解も大切。外食は我慢するけど旅行は諦めたくないなど、2人が納得の上で支出の比重を決めましょう。

貯めどき2:子どもの幼少期

出典: 美人百花.com

将来の教育に備える

3歳からの保育料無償化期間や小学生の間は、比較的支出が落ち着くタイミング。進学パターンをイメージし、教育費を貯めましょう。

ここがポイント

■おけいこは計画的に

「子どもが興味ありそう」などとむやみに掛け持ちすると将来受験などでいざお金が必要なときに困る危険が。予算を決めておくと◎。

■「かけどき」を見極める

進学パターンにもよりますが、教育期間は想像以上に長いもの。どこで支出が膨らむのかまで、シュミレーションしておきましょう。

■夫婦の意識のすり合わせ

教育への考えは、夫婦といえども人それぞれ。塾へ行くのか、公立がいいのか、私立がいいのかなど事前にある程度話し合いましょう。

貯めどき3:子どもの独立後

出典: 美人百花.com

老後資金を確保する

子どもが大学などを卒業し、働き始めたら、基本的に支出は夫婦の生活費だけになります。自分たちの老後資金を貯めるときと考えて。

ここがポイント

■若いときからの備えも必須!

人生100年時代といわれる最近。例えば65歳で退職して100歳まで生きるなら、老後は長く35年も! 早めからの備えが大切です。

■働き続けるのも選択肢

現状では年金の受給開始を75歳以降にすると受給額が84%上がることに。自分がその年齢になったときの年金制度を確認して。

■介護費用の平均は月7万円

介護に関する平均は、費用が月7万円、期間が5年というデータが。つまり、400万〜500万円が必要に。試算に入れた貯蓄が必要です。

教えてくれたのは

(株)Money&You取締役 ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

出典: 美人百花.com

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数! 「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

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掲載:美人百花2022年3月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン」

取材・文/鹿志村杏子 イラスト/村澤綾香 イラスト/村澤綾香 再構成/美人百花.com編集部

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