プロに聞いた2022年夏の海外旅行事情！注目エリアも聞きました

3月には帰国後の待期期間やルールが緩和され、ゴールデンウイークを海外で過ごした人もいるのでは？とは言え、まだまだ油断はできない状況。夏休みの予定を立てる前に、知っておきたい“海外旅行事情の今”を、旅のプロに聞きました。

指定国・地域からの帰国・入国の有無、3回のワクチン接種証明書を保持している場合は、入国後の自宅待機がなしに。【日本帰国後の「自宅待機なし」対象国】・アメリカ（ハワイを含む）・イギリス・フランス・イタリア・スペイン・グアム・タイ・インドネシア・マレーシア・カナダ・ドバイ・オーストラリアなど

※2022年5月13日現在の情報 ※陽性者、濃厚接触者は対象外

※日本居住で日本国籍者の渡航基準 ※現地入国条件や日本帰国後の条件は日々変動。関係省庁のサイトで確認を

教えてくれたのは…野々村菜美さん

旅好きミレニアル世代向けの海外旅行専門メディアTabiMUSEを運営するバリーズ代表。コミュニティの世界観を創出するプロデューサーとして活躍。ホテルや旅行会社などへ若年層の理解を深めるコンサルティングも担う

ゴールデンウイークは予想より海外旅行へ出かけた人が少なかったなという印象。訪れたバンコクでも日本人にあまり会いませんでしたし、人気のハワイでもまだ日本人はほぼ見かけなかったと聞いています。夏休みも海外より、まずは国内旅行の需要回復が盛り上がりそうな予感ですね。

タイはマスク着用の義務化から、国民の対策意識が日本人と近かったですね。タイと言えばリゾート地ですが、今はビーチで遊ぶというよりホテルステイを楽しむ旅が人気。ラグジュアリーなホテルのすぐそばに、ローカルな屋台が並ぶなど、この距離感はやっぱりタイの醍醐味だなと実感しました！

出入国手続きは慣れている自負がありましたが、今は加えてさまざまな書類が必要。オペレーションが英語表記、ネットでも書き方の情報がまだ少なくて大変…。まずは出入国に必要な書類や手続きをサポートしてくれる旅行代理店のツアーに参加という手もこの時期ならでは。

バリ島は欧米人の移住先として人気で、センスのいいブティックホテルが急増中。ヴィーガン向けのカフェなどオシャレな店も増えています。ニュージーランドは受け入れが早く、旅行者はもちろんワーキング・ホリデーで渡航する人が多いです。あとはゴールドコーストへの直行便が6月再開予定なので注目しています。