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いつ食べても新しい!食品ロスを生かすSDGsなランチカレー

  • 2022.5.25
出典:シティリビングWeb

最近よく聞く「SDGs(エスディージーズ)」。遠いようで意外に近い、私たちの暮らしの延長線上にある"世界をよくする”取り組みにフィーチャーします。

いつ食べても新しい!食品ロスを生かすランチカレー
TREE by NAKED yoyogi park

体験型アート展などを手掛けるネイキッドの体験型レストランでは、フードロス削減をおいしく解決する新メニューが登場。

出典:シティリビングWeb

フードロス削減に取り組むランチ限定「TREE カレー」(1,430円)を今年3月から提供開始。日々、異なる具材や食感、甘みと辛みが味わえるのも特徴。テイクアウトも可

出典:シティリビングWeb

コース料理のフードロス(食材の成形時に出る、食べられるのに廃棄されてしまう部分など)を生かした、サステナブルなカレーの提供を開始。

カフェからフルコースまで、食とアート体験を楽しめる「TREE by NAKED yoyogi park(ツリーバイネイキッド ヨヨギパーク)」。植物由来原料のカップやストロー、テイクアウト容器などで環境配慮に取り組むほか、フードロス削減にも積極的に取り組んでいます。

「コース料理は全国の旬の食材を使いますが、調理過程で残ってしまう部分があります。例えばカブを卵型に成形する際、本来なら食べられる部分が廃棄になることも。生産者が大切に育ててくれた食材を捨てないために『TREE カレー』をスタッフと考案しました。オリジナル配合のスパイスをベースに、野菜・フォアグラ・鴨肉、日々発生するロス食材を活用。基本の味はありますが、毎回少しずつ食材が違うので何度食べても新しい味わいに。今、カレー以外のメニューも考案中です」

ロス食材という概念をなくすカレーは、食べることでSDGsの<12:つくる責任 つかう責任>をはじめ、<13:気候変動に具体的な対策を><14:海の豊かさを守ろう>達成への貢献になります。

教えてくれたのは…

出典:シティリビングWeb

谷口海志さん

TREE by NAKED yoyogi park シェフ

【From編集部】

見た目も美しくおいしい料理の裏に、フードロスの課題があるかもしれない。目の前の料理が作られる過程をちょっと想像してみると、自分が選んで食べることもフードロス削減へのアクションになると気づかせてくれます。

【SDGsとは?】

SDGs(持続可能な開発目標/ Sustainable DevelopmentGoals)は、2015 年9 月の国連サミットで採択され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための17のゴール(目標)・169のターゲットから構成される国際目標です。

17のゴール(目標)

貧困をなくそう

飢餓をゼロに

すべての人に健康と福祉を

質の高い教育をみんなに

ジェンダー平等を実現しよう

安全な水とトイレを世界中に

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

働きがいも経済成長も

産業と技術革新の基盤をつくろう

人や国に不平等をなくそう

住み続けられるまちづくりを

つくる責任つかう責任

気候変動に具体的な対策を

海の豊かさを守ろう

陸の豊かさも守ろう

平和と公正をすべての人に

パートナーシップで目標を達成しよう

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