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「粟」は「あわ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.1
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雑穀としておなじみのものと言えば「粟(あわ)」「黍(きび)」「稗(ひえ)」ですよね。お米の代わりに食べていた、実は白米より雑穀米の方が好き、なんて方もいらっしゃるかもしれません。

さて、みなさんはこちらの「粟」に、実は「あわ」以外の読み方があることはご存知でしょうか?

「粟」の「あわ」以外の読み方!

「粟」によく似ている漢字と言えば…そう! 「栗(くり)」ですよね。漢字テストなどで間違って書いてしまったことのある方もいらっしゃるかもしれません。

でも残念! 「粟」の「あわ」以外の読み方は「くり」ではありませんよ。「粟」の下部分は「米」ですが、もちろん「こめ」や「まい」とも読みません。

それでは、ここで大ヒント! 正解と同じ読み方をする漢字をいくつかご紹介します。

1つ目は「族」、2つ目は「俗」、3つ目は「属」です。いかがでしょう、そろそろわかってきたのではないでしょうか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ぞく」でした!

「粟」について

「あわ」と「ぞく」、この2つの読み方はまるで関係性が見つかりませんよね。なかなか考えがまとまらず、ヒントを見てなんとか正解にたどり着けた、なんて方も多いかもしれません。ちなみに「こくもつ」とも読みますよ。

さて、それでは「粟(ぞく)」の意味を調べてみましょう!

1 あわ。
2 穀類。また、扶持米。「粟を食はむ」
3 容積の単位。勺の1万分の1。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

穀類の1種である「あわ」以外にも、2つの意味があるようです。「扶持米」とは「ふちまい」と読み、昔日本で土地の代わりに与えられていた米を指しています。

また、1勺は約0.018リットルです。そのため、「粟」に換算するとだいたい0.0000018リットルに相当します。

まとめ

いかがでしたか?

「粟」は「あわ」以外に「ぞく」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!

 

※参考文献:『デジタル大辞泉』小学館