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「荒びる」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.15
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「荒れる(あれる)」や「荒野(こうや)」などで目にする「荒」。中学校で習うおなじみの漢字なので、目にする機会が多い字の一つだと思います。

しかし、今回ご紹介する「荒びる」を読める方は、あまりいらっしゃらないかもしれません。今回は、送り仮名を含めて、読み仮名3文字で考えてみてくださいね!

「荒びる」の読み方!

「荒い(あらい)と読むけれど、まさかあらびるなんて単純な読み方はしないよね…?」

そうお考えになったかもしれませんが…実は、そのように読むこともできるんです! びっくりしましたか?

ただ、今回は条件として読み仮名が3文字と設定されています。そのため「あらびる」では不正解。ほかの読み方を考えてみてくださいね!

それではここで、正解にたどり着くためのヒントをお伝えします。

「荒びる」は「寂る」とも書くことができるんです! これを聞いて、ピンときた方も多いのではないでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「さびる」でした!

「荒びる」について

「寂しい(さびしい)」という読み方を持つ「寂」と同じ読み方をする…これは大きなヒントになったと思います。

なお、「荒る(さびる)」は「さびれる」の文語形です。「荒びれる」、もしくは「寂れる」と書きます。

読み方をしっかり把握したところで、意味を確認してみましょう!

1 活気がなくなって寂しくなる。ひっそりする。
2 勢いが衰える。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

「荒れ果てる」や「荒ぶ(すさぶ)」などの意味からも、「さびれる」を「荒びる」と書くことは納得できますよね。

ちなみに、実は「荒」は様々な読み方を持つ漢字なんです。送り仮名なしの場合は「あらび」や「あれ」。ありの場合は「荒らげる(あららげる)」や「荒くれし(あらくれし)」などなど。ほかにもありますので、興味を持った方は調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「荒びる」は「あらびる」、そして「さびる」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!