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「首途」はなんと読む? 読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.7.21
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よく見慣れた漢字でも、組み合わさることでまったく読み方がわかなくなることってありますよね。

今回ご紹介する「首途」もその1つ。「首(くび)」も「途(と)」も、様々な言葉に含まれているため使用する機会も多いはず。でも、組み合わさると意外な読み方をするんですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「首途」の読み方!

実は「首途」には読み方が2つあります。

1つは簡単に読めるかもしれません。「首里城」や「途中」の読み方を組み合わせれば大丈夫…そう! 「しゅと」でした。

しかし、もう1つはなかなか読めないはずですよ。ノーヒントでは正解にたどり着けないかもしれません。

それでは、ここでヒントです! 「首途」は「門出」とも書きますよ。

…これでもうわかりましたよね?

そう、正解は「かどで」でした!

「首途」について

「かどで」は基本的に「門出」と書くことが多いですよね。そのため、いざ「首途」と書かれると、ノーヒントで読むことは難しかったと思います。

ちなみにこの言葉には、主に3つの意味があるんですよ。

みなさんは、すべてをしっかり把握できているでしょうか? この機会に確認しておきましょう!

[名](スル)
1旅などのために、自分の家を出発すること。出立。「―を見送る」
2新しい生活を始めること。「新生活の―を祝う」「社会に―する」
3旅に出る前に、吉日を選んで、仮に家を出て近くに移ること。
[補説]1・3は「かどいで」とも言った。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

多くの場合1と2の意味で使われているかもしれません。「3の意味は初めて知った」なんて方も多いと思います。

「首」は生き物の身体の部位をイメージされるかもしれませんが、実は「はじめ」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)という意味がありますよ。「途」は文字通り「みち」のこと。「みちのはじめ」と考えれば、その意味にも納得できるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

「首途」は「しゅと」のほかに「かどで」と読みます。

今後も様々なジャンルの難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!