季節ごとに「衣替え(ころもがえ)」をされる方は多いはず。最近は本当に暑くなり、半袖でも耐えられない…なんて日もありますよね。
さて今回は、どこか「衣替え」を連想させる難読漢字「衣被」をご紹介します。はたして、なんと読むのでしょうか?
「衣被」の読み方!
「ころもかぶる」と、なんだか服を着ることを表しているようにも見えますよね。しかし、もちろんそんな読み方はしませんよ。
読み仮名は5文字で、「衣」は「きぬ」と読みます。「歯に衣着せぬ物言い」なんて表現もありますよね。そう、今回カギになるのは「被」をどう読むかなんです!
「きぬかぶる」「きぬかむる」「きぬこうむる」…いえいえ、どれも違います。今回は、ちょっと難易度が高いかもしれませんね…!
それでは、正解を発表します。
正解は「きぬかずき」「きぬかづき」でした!
「衣被」について
「被」を「かずき」と読むなんて、さすがにわからなかったかもしれませんね。
しかし、ここで気になってくるのが「衣被」の意味だと思います。字面の通り「衣をかぶること」という意味もありますが、実はかなり面白いものもあるんですよ。なんと、とある食べ物のことを表しているんです!
里芋をいう。もと、女房詞。現在ではもっぱら「きぬかつぎ」といい、里芋の子を皮のままゆでたものをいう。皮をむいて、塩またはしょうゆをつけ、温かいうちにたべる。きぬかずきいも。《季・秋》
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
そう! 実は「里芋」のことを「衣被」というんです。「きぬかずき」ではピンとこなかったかもしれませんが、「きぬかつぎ」なら知っていた、なんて方も多いかもしれませんね。
塩やしょうゆだけでなく、味噌だれなど様々な調味料でおいしくいただけるそうですよ。簡単に作れるので、お酒のお供にピッタリそうですね…!
まとめ
いかがでしたか?
「衣被」は「きぬかずぎ」「きぬかづき」と読みます。
ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!