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「竹節虫」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.4
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「竹節虫」です。

「竹」も「節」も「虫」も、それぞれは小学生で習う簡単な漢字ですよね。しかし、組み合わせると変わった読み方になるんですよ。

読み仮名は4文字です。さぁ、当ててみてください!

「竹節虫」の読み方!

「竹」は「たけ」、「節」は「ふし」や「せつ」、「虫」は「むし」と読むことが多いですよね。

しかし、残念ながら「竹節虫」の読み方を、これらから推測するのは難しいかもしれません…。

でも、使用されている漢字に注目してみてください! きっと「竹節虫」の正体がわかるはずですよ。

「竹」と言えばどのようなイメージがありますか? 細長くて、「節」から無数に枝が伸びていますよね。

そのような見た目をした「虫」と言えば…?

それでは、正解を発表します。

正解は「ななふし」でした!

「竹節虫」について

「ななふし」は「七節」とも書きます。こちらなら簡単に読めたのに…そうお考えの方も多いかもしれませんね。

また、「竹節虫」には「たけのふし」という読み方もあります。どちらにせよ、「虫」と書いてあるのに「むし」とは読みません…。なんだかちょっと不思議な感じがしますよね。

さて、それでは「竹節虫」はどのような「虫」なのでしょうか?

1 ナナフシ目ナナフシ科の昆虫。体長7~10センチ。体や脚は細長く、竹の枝に似て、緑色または褐色。翅はない。コナラ・クマイチゴなどの葉を食べる。たけのふしむし。
2 ナナフシ目の昆虫の総称。体は植物の枝や葉に色・形とも似て、翅は短いか、ない。しばしば単為生殖をし、不完全変態。卵は植物の種子を思わせる。ナナフシ・エダナナフシ・コノハムシなど。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

ちなみに、「竹節虫」の特徴の1つに「擬態(ぎたい)」が挙げられます。その見た目を活かし、植物の真似をすることで、外敵から身を守るそうです。

枝だと思っていたら、風も吹いていないのに、なぜか急に動き出した…! なんてご経験のある方は、実は「竹節虫」を見ていたのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「竹節虫」は「ななふし」や「たけのふし」と読みます。

興味を持たれた方は、どのような姿をしているか、ぜひチェックしてみてくださいね!