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「天蛾」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.13
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「天道虫(てんとうむし)」や「蝶々(ちょうちょう)」など、様々な昆虫がいますよね。子どもの頃、捕まえたり飼育したことのある方も多いと思います。

さて今回は、そんな昆虫の仲間から「天蛾」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか?

「天蛾」の読み方!

「天蛾」の読み仮名は4文字で、カギになるのは「天」の読み方です。

「我」が含まれていることからもわかるように、「蛾」は「が」と読みます。夜に電灯などを見てみると、群がっていることがありますよね。

つまり「○○○が」と読みますが、この昆虫には別表記があります。

それは「雀蛾」です。「天蛾」に比べると、かなり読みやすくなったと思います。「雀」は、あの鳥を表す漢字ですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「すずめが」でした!

「天蛾」について

「天」は「天麩羅(てんぷら)」の「てん」や「天の川(あまのがわ)」の「あま」と読むことが多いですよね。そのため「天蛾(すずめが)」と読むなんて、ノーヒントではわからなかったと思います。

それでは、この昆虫はどのような特徴を持っているのでしょうか? 辞書で確認してみましょう!

〘名〙 スズメガ科に属するガの総称。はねの開張六~一五センチメートルくらいの中形ないし大形種。体は太い紡錘形で、前ばねは幅が狭く細長い。多くは夜活動し、口吻(こうふん)を伸ばして花の蜜を吸う。飛び方はきわめて活発で、灯火によく飛来する。幼虫はいもむし型で、多くは緑色をし体毛がなく、腹部背面に角状突起をもつ。コスズメ、ベニスズメ、セスジスズメなど日本に約七〇種分布する。いもむしちょう。すずめちょう。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「蛾」の仲間では比較的大型サイズに成長する「天蛾」。飛び方も活発とのことですし、もし目の前にきたら、驚きのあまり悲鳴をあげてしまうかもしれません…。

まとめ

いかがでしたか?

「天蛾」は「すずめが」と読みます。

今後も昆虫だけでなく、様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!