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「条虫」=「じょうむし」?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.13
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今回は、「昆虫」に関する難読漢字をご紹介します。

みなさんは、「条虫」のちょっと変わった読み方を知っていますか?

もちろん「じょうちゅう」とも読みますが、字面からは想像もできない面白い読み方もあるんです。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「条虫」の読み方!

「じょうちゅう」は6文字ですが、正解となる読み方の読み仮名は5文字です。

「虫」は「むし」と読むため、カギになるのは「条」をどう読むかかもしれません。もちろん「じょうむし」なんて読み方はしませんよ。

それでは、ここで大ヒント! 「条虫」には別表記があります。

それは…「真田虫」です。こちらを見た途端、正解がわかったという方も多いと思います。

そう、正解は「さなだむし」でした!

「条虫」について

「条虫」と書いて「さなだむし」と読むなんて、ちょっと予想できませんよね。いったい、なぜこのような読み方をするのでしょうか?

〘名〙 (体が細長く、真田紐に似ているところからいう) 「じょうちゅう(条虫)」の俗称。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

なるほど、見た目から名付けられたようですね。ちなみに「真田紐(さなだひも)」の由来は、「天正(一五七三‐九二)の頃、真田昌幸が刀のつかを巻いたところからこの名が生じた」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)んだそうですよ。

それでは、最後に「条虫」がどのような虫か、辞書で確認しておきましょう!

〘名〙 (「じょう」は「絛」の慣用読み) 条虫類に属する扁形動物の総称。脊椎動物の体内に寄生する。一般に体は扁平で、ひも状。体長は一ミリメートルから数メートルに及ぶ。(後略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

数メートルもある「条虫」を見たら、驚きのあまり腰を抜かしてしまうかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

「条虫」は「さなだむし」や「じょうちゅう」と読みます。

こちらのほかにも「昆虫」に関する難読漢字はたくさんありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!