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「沙蚕」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.8
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「沙蚕」になります。

「蚕」の糸を原料に絹を作る…そう、こちらは「かいこ」と読む漢字です。社会科や理科の時間に、見かけたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

さて、それに「沙」がついた「沙蚕」は、いったいなんと読むのでしょうか?

「沙蚕」の読み方!

「沙」は「音沙汰」「ご無沙汰」など日常で使うこともあるので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、もちろん「沙蚕」の読み方は「さかいこ」ではありません! 読み仮名は、全部で3文字になります。

「かいこ」と読んだらそれだけで、文字数がいっぱいになってしまう…お悩みの方も多いかもしれません。

それでは、ここでヒントです! 「沙蚕」は「〇かい」と読みます。空欄に当てはまる1文字を考えてみてくださいね!

…さて、見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ごかい」でした!

「沙蚕」について

「沙」は「さ」と読むことが多いので、「沙蚕」を「ごかい」と読めた方はなかなかいらっしゃらなかったかもしれません。ちなみに「ささん」とも読みますよ。

さて、それでは「沙蚕」の意味を確認してみましょう!

〘名〙
① ゴカイ科の環形動物の一種。日本各地の、淡水が流入する海岸の泥中や、田の溝の中にすむ。体長六~一二センチメートル。一見ミミズに似ているが、七〇~一三〇個の環節の両側には剛毛の生えている脚状の突起(いぼ足)が発達し、頭部には触手や四個の目がある。(中略)魚釣りのえさとして用いられる。むざむし。えむし。
② ゴカイ科に属するゴカイ、ウチワゴカイ、イソゴカイなどの総称。また、ゴカイ科に近縁のグループを含むこともある。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

釣りが趣味の方ならば、「ごかい」と聞いてすぐにピンときたかもしれませんね。ちなみに、異名である「えむし」は「餌虫」と書きます。まさに字面通りの生き物ですね…!

ちなみに「蚕」には、「かいこ」と「さん」のほかに「こ」という読み方もあります。併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「沙蚕」は「ごかい」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!