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「九折」は「きゅうせつ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.11
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「九折」です。

「なにかを九回折るの…?」と、字面から思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もちろんそのような意味ではないですよ。

読み仮名は5文字となっています。さぁ、正しい読み方を当ててみてくださいね!

「九折」の読み方!

「きゅうせつ」とも読みますが、実はほかにも読み方があるんです。そして、そちらはかなり読むことが難しくなっています…!

ポイントは「九」をなんと読むかです。「折」は「おり」と読みますよ!

ノーヒントでわかる方はほとんどいないかもしれません…。そこで! 「九折」の別表記をご紹介します。

それは「葛折」、そして「九十九折」です。こちらを手掛かりに考えてみてくださいね!

…それでは、気になる正解を発表します。

正解は「つづらおり」でした!

「九折」について

「九折」と書いて「つづらおり」と読むなんて、なかなか思いつきませんよね。

さて、それではこの言葉はどのような意味を持っているのでしょうか。先述したように、なにかを「九回折る」わけではないですよ。

〘名〙 (ツヅラのつるが何度も折れまがってのびているところから)
① くねくねと幾重にもまがりくねって続く坂道。羊腸。
② 馬術で、坂道などを登るとき、馬をジグザグに歩かせること。〔馬之手縄口伝書〕
③ 鷹(たか)の翼の、背後から見て両翼の接する部分を三分した最も下の部分。→「たか(鷹)①」の図

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「ツヅラ」は「ツヅラフジ科のつる性落葉木」です。一目見ればわかるように、ぐねぐねとつるが伸びていますよ。

ちなみに「九」には、ほかにも変わった読み方がたくさんあります。たとえば「かい」や「この」、そして「ここ」などです。

小学校で習う簡単な漢字ですが、こんなにもたくさんの読み方があるなんて面白いですよね。

まとめ

いかがでしたか?

「九折」は「つづらおり」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!

 

※『精選版 日本国語大辞典』小学館