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「読み方は3つ!」【白貝】はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.22
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「貝がら」ってとってもきれいですよね。形も色も大きさも様々で、それぞれ違った魅力があります。中にはネックレスやイヤリングなど、アクセサリーにしたものを愛用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて今回は、そんな「貝」に関する難読漢字「白貝」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?

「白貝」の読み方!

「白貝」の読み方は3つあります。そのうち1つは、比較的簡単に読めますよ。

「しろかい」? …残念! 違います。正解は「しらがい」です。

しかし、残りはなかなかの難問となっています。読み仮名は、1つが4文字、もう1つがなんと2文字です。

「しろ」や「かい」ではないですよ。特に読み仮名2文字の方は、「白」と「貝」からはほとんど連想できない読み方となっています。

それでは、気になる正解を発表します。

正解は「はくばい」、そして「おう(ふ)」でした!

「白貝」について

「白」は「白米(はくまい)」や詩人「李白(りはく)」など、「はく」と読むことがしばしばありますよね。しかし「貝」を「ばい」と読むことはなかなかないため、わからなかった方も多いと思います。

さて、「白貝」には3つの読み方がありますが、実は意味もそれぞれ異なっているんです。順にご紹介させていただきます。

まず、「しらがい」は「鏡貝(かがみがい)」の異名です。その名の通り、鏡に似ていることが名前の由来なんだそう。

続いて「はくばい」は「子安貝(こやすがい)」の異名です。「しらがい」はマルスダレガイ科の二枚貝ですが、こちらはタカラガイ科の巻貝になります。

最後に「おう(ふ)」は「姥貝(うばがい)」の古称です。耳慣れないかもしれませんが、実は「ホッキ貝」のことですよ。食べたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

「白貝」は「しらがい」のほかに「はくばい」、そして「おう(ふ)」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館、『普及版 字通』平凡社