1. トップ
  2. 「卵割」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「卵割」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.4
undefined

毎朝「卵」を食べているという方も多いはず。栄養満点で価格もお手頃、焼いてよしゆでてよしなので重宝しますよね。目玉焼きになにをかけるか…ゆずれないこだわりがある方も多いと思います。

さて今回は、そんな「卵」に関する難読漢字「卵割」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか?

「卵割」の読み方!

そのまま「たまごわり」と読みたくなりますが、残念ながら不正解。少しひねって「らんかつ」と読めた方も正解ですが、もうひとつ読み方はあります。

ここでヒントですが、最初の「たまごわり」は半分は合っています。

そう! 実は「割」は「わり」と読むんです。ポイントは「卵」をどう読むか。「たまご」からはかけ離れており、なんと読み仮名は2文字です。

ノーヒントでわかる方はいないと思うので、ここでヒントをお伝えします!

実は「卵割」は「貝割」と書くこともできるんです。こちらなら、簡単に読めますよね。

そう、正解は「かいわり」でした!

「卵割」について

「貝割」を「かいわり」と読むのはとっても簡単! でも「卵割」はそうはいきませんよね。答えを聞いた今でも、信じられないなんて方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに、「卵割」には複数の意味があります。辞書で確認してみましょう!

〘名〙
① (「かい」は卵の意) 卵の殻を割って雛がかえること。また、殻を割って生まれたばかりの意から転じて、なりたて、未熟の意にいう。
② =かいわりな(貝割菜)《季・秋》 
③ 袖口の形の一つ。袖口を真中で括って上下を卵の殻を二つに割った形に分けたものをいうか。
④ 帯の結び方の一つ。卵の殻を二つに割った形に結んだものをいうか。
⑤ アジ科の海魚。全長三〇センチメートルに達し、体は著しく側扁した卵円形。体色は背部が青緑色で、腹部は銀白色。第二背びれと尻びれに黒褐色の縦走帯がある。本州の金華山、能登半島以南に分布する。食用とし、美味。ひらあじ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 


「貝割菜」とは「かいわれ大根」のこと。サラダや薬味などでおなじみの食材ですよね。

「卵割」はそれを表す一方で、なんと「アジ科の海魚」の名前でもあります。ほかにも3つの意味がありますが、どれもジャンルは別物。1つの言葉で、ここまで多くの意味があるなんて面白いですよね…!

まとめ

いかがでしたか?

「卵割」は「かいわり」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!