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【ハイコスパ】1万円以下で買える高性能イヤホンを紹介!

  • 2022.11.18
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少し前であれば高価なイメージがあった完全ワイヤレスイヤホンですが、現在は5000円以下で購入可能な機種が数多く発売されています。「どうせ安いだけで性能は良くないんでしょう?」なんて思われがちですが、年々イヤホンの音質や機能が向上しているので、粗悪品をつかまされる心配は少ないといえます。それでは早速、格安イヤホンの選び方に続き、安くて音質がいいイヤホンを紹介していきたいと思います。

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なんでこんなに価格差があるの?

かたや3万円以上するイヤホン、かたや5000円以下のイヤホン。なぜこんなに価格差がつくのでしょうか。一般的に音を出す構造や機能面との差が価格に反映されていると言われており、実際にハイエンドモデルの多くは独自開発のチップを内蔵し高品質のドライバーを搭載しています。

また機能面ではノイズキャンセリング機能に加え、立体音響、スマホと連携し音を自分好みにカスタマイズできるイコライザーなどに対応しているのだから当然高くなりますよね。

その一方で音質はというと、ワイヤレスイヤホン黎明期ならいざ知らず、現在は格安イヤホンもずいぶんと音質が底上げされ、ハイエンドモデルとの音質の差は日に日に狭まってきています。

つまり、ハイエンドモデルと格安イヤホンの音質差は値段の差ほど感じにくくなっているので、よほどのこだわりがなければ安いイヤホンでも問題ないのです。

格安完全ワイヤレスイヤホンの種類

耳栓のように耳に装着する完全ワイヤレスイヤホンですが、ノーマルタイプとノイズキャンセリング機能を搭載したものに分かれます。ハイエンドモデル同様、格安にも通常のイヤホンとノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンが発売されており、ノーマルタイプのものだと最安値で1000円というものがあります。しかし、安すぎる機種は音質があまりにも悪いものがあるため、オススメできません。

また登場したての頃は高価だったノイズキャンセリング搭載イヤホンですが、現在は生産体制が整い低価格化が進んでいます。ですが、最安値で3000円の製品もあるものの、こちらも同様に音質が悪くノイズキャンセリング機能もあるかどうかわからないほど弱いものが多いのでオススメできません。

格安イヤホンの選び方

どんなイヤホンやヘッドホンにもいえることですが、音質がいいものがオススメです。流行りのノイズキャンセリング機能が搭載されているか、スマホと連携して自分好みに音質をカスタマイズできるかどうかなど機能面にも気を配りましょう。

・[音質]ドライバー
ドライバーとは音を出す部位のことでイヤホンの音質を判断するのに大事な物差し。大きさや形状で音の違いが出ますが、ワイヤレスイヤホンはそもそも小さいので、とくに価格の安いイヤホンでは明確な個体差は正直出にくいです。

・[音質]コーデック
コーデックとはBluetoothで音声データを転送する際の圧縮方式のこと。圧縮比率が低いものは音の情報量が濃密で、高いものほど情報量が少なく、音の厚みがなくなります。以下がコーデックのランクと特徴になります。

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音質にこだわるハイエンドイヤホンの多くは圧縮率が低く音質のいいapt X以上のコーデックを搭載していますが、格安イヤホンは製品価格を抑えるため搭載されているのは稀です。

・[機能]ノイズキャンセリング
周囲の騒音を消してくれるノイズキャンセリング機能。騒音を消してくれる性能はイヤホンに内蔵されているマイクやチップの性能によるところが大きいです。激安イヤホンにもノイズキャンセリング機能搭載をうたっているものがありますが、騒音を消してくれないものもあるので購入の際は注意が必要です。

・[機能]スマホ連携
専用アプリで音の傾向を変えられる機能を実装している機種があります。低音を強くして迫力のある音にしたり、中高音を強くしてボーカルを聴きやすくすることができます。ただし、格安イヤホンでスマホ連携をしているのはごくわずかです。

・[使い勝手]装着感
耳に入れるタイプは、耳の表面にイヤホンを引っ掛ける「インナーイヤー型」と耳の中に入れ込む「カナル型」があります。インナーイヤー型は外部の音が聞きやすい反面音漏れがしやすく、カナル型は迫力がある音になっている一方長時間使用していると聴き疲れしやすいという特徴があります。

・[使い勝手]防水性能
雨に濡れてもいいように防水性能が備わったイヤホンもあります。トレーニングやランニングをしている際汗をかいても平気です。

・[使い勝手]再生時間
毎日充電せずとも使用できるように、ケースを含めて再生時間が長いイヤホンがオススメです。

オススメの格安ワイヤレスイヤホン

<ノーマルタイプ>

【ag】cotsubu

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オーディオブランドのfinalのノウハウが詰め込まれたサブブランドで、価格を抑えつつハイレベルの音質を追求したイヤホン。シンプルで小さな形状のcotsubuは音にこだわる上級者も納得の音作りで万人にフィットします。コーデックもapt Xに対応しています。

【AVIOT】TE-D01gs

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ワイヤレスイヤホン黎明期から人気を誇るAVIOTの超低価格イヤホン。音に雑味がないので専用アプリのイコライザーで自分好みに調節するといいでしょう。イヤホン単体最大10時間の再生時間も魅力で、スケルトンカラーのケースもカッコいいです。

【realme】Buds Q

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日本上陸が待たれていた中国製イヤホン。シンプルで余計な機能が搭載されていないため3000円台という価格が実現しています。気になる音質は低音が強めで少しバランスは悪いかもしれません。ただし、日常的に使うには問題ありません。

<ノイズキャンセリング>

【ANKER】Soundcore Life P3

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安くて音質がいいと話題の「Soundcore Lifeシリーズ」。ノイズキャンセリングに外音取り込み、専用アプリでプリセットのイコライザーを選択することができます。またイヤーチップの装着テストを行えるうえ、ワイヤレス充電も可能です。

【EARFUN】Free Pro 2

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音質とノイズキャンセリング機能が両立した評価の高いイヤホン。外音取り込みモードに切り替えれば周囲の音や会話を逃さず聞き取ることができます。遅延の少ない最新のBluetooth5.2を搭載しており、ゲームで使用しても問題ありません。

【SOUNDPEATS】Air3 Pro

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年々音質の評価を上げているコスパイヤホンの代名詞「SOUNDPEATS」。ノイズキャンセリング性能も優秀で、音質もハイエンドイヤホンにも肉薄。クアルコム製チップを採用し低遅延コーデックのapt X Adaptiveをサポートしています。

音にこだわりがない方は格安イヤホンでもOK

現在のイヤホンの売れ行きはハイエンドイヤホンと格安イヤホンに二分されているほど安いイヤホンは人気。つまり安いイヤホンでも音質が良くなっているという裏返しでもあり、満足している方が多いんですよね。これまで高級イヤホンしか使ったことがないという方も、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。ノーマルタイプであれば5000円程度なのでオススメですよ!



ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース