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「遊弋」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.11
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今回ご紹介する言葉は「遊弋」。

「遊」はよく見かけますが、「弋」はあまり馴染みがない方が多いのではないでしょうか。

「弋」は漢検1級の出題範囲なので、今回の問題はちょっと難しいかもしれません…!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「遊弋」の読み方!

では、早速「遊弋」の読み方を発表します。

「弋」は「戈(ほこ)」に似ていますが、「ゆうほこ」と読んだ方は、不正解!

ノーヒントでは難しいかもしれませんので、ここで1つ、ヒントを出しましょう。

「弋」は、「浮かぶ」という意味をもつ漢字です。

つまり「遊弋」は、「遊んでいるように浮かぶ」=「よく動きながら浮いている」=「じっとせず浮かんでいる」様子を表す言葉。

読み仮名は全部で4文字です。

「遊」はそのまま「ゆう」と読むので、「弋」の読み方を2文字で考えてみてくださいね。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「ゆうよく」でした!

「遊弋」の豆知識

「弋」は「よく」という読み方があります。

初めて知ったという方も多いかもしれませんね。

では、「遊弋(ゆうよく)」が具体的にどのような意味なのか辞書で調べてみましょう。

艦船が敵に備えて海上をあちこち動き回ること。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1771


艦船(かんせん)とは、軍艦や船舶のことです。敵に備えるために海上を動いているので、決して遊んでいるわけではありません。

ちなみに「弋」には、ほかに「弋(いぐるみ)」や「弋る(とる)」、「弋い(くろい)」などの読み方もあります。

「いぐるみ」とは、鳥を捕るための道具のことです。

まとめ

いかがでしたか?

「遊弋」は「ゆうよく」と読みます。

馴染みが薄い言葉かもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!