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「形」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.7.3
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今回ご紹介する言葉は「形」。

「形」は小学校で習う漢字なので、多くの方がご存知でしょう。

「かたち」とも読みますが、今回の答えは「かたち」ではありませんよ。2文字で読み方を考えてみてくださいね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「形」の読み方!

では、早速「形」の読み方を発表します。

「けい」や「かた」、「がた」とも読みますが、今回当てていただきたいのは別の読み方です。

「学生らしい形をする」や「身形を整えて出かける」などのように使うことが多いかと思います。

ここで1つ、ヒントを出しましょう。

「形」の最初の読み仮名は「な」です。読み仮名の1文字目がわかると、もう答えが出てきますね。

そろそろ読み方がわかった方が多いでしょう。

正解は「なり」でした!

「形」の豆知識

すぐに「形」の読み方がわかった方はいましたでしょうか?

ぱっと見て読めた方は、本当にスゴいです!

では、「形(なり)」とはどういう意味なのでしょうか。

①物の形。形状。
②からだつき。体格。
③服装、身なり。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1306

 

「形」は「かたち」とも読むため、「なり」は「物の形」を表すときにも使われます。

ちなみに「なり」と読む漢字は、ほかに「態」や「体」などもありますよ。

また「形」は、ほかに「ぎょう」や「がだ」と読むことも可能です。

ところで、「形」がどのようにできたのかご存知ですか?

「形」は木の枠で作られた鋳型の形から作られた漢字です。

もともとは鋳型を表す漢字だったそうですが、次第に物の形や姿を表す漢字としても使われるようになりました。

まとめ

いかがでしたか?

「形」は「なり」と読みます。

「なり」を漢字で書き表す機会は日常生活ではあまりないかもしれませんが、他の読み方と合わせてこの機会にぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:常用字解[第二版]