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「外連」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.6.28
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今回ご紹介する言葉は「外連」。

使われている漢字は難しいものではありませんが、正しく読むのは意外と難しい言葉ですよ。

すぐに読めた方はスゴい…!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「外連」の読み方!

では、早速「外連」の読み方を発表します。

「がいれん」と読んだ方は、不正解!もちろん「げれん」でもありませんよ。

「連」はそのまま「れん」と読みます。

あとは「外」の読み方がわかれば「外連」も読めますね。

「外連」の読み仮名は全部で3文字です。そのため、「外」の読みは1文字となります。

ここで1つ、ヒントを出しましょう。

「げれん」は不正解とお伝えしましたが、実は正解にかなり近いものとなっています。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「けれん」でした!

「外連」の豆知識

「外」を「げ」でなはく「け」と読むのは珍しいですよね。

「げ」から濁点を取っただけですが、難しく感じた方が多いのではないでしょうか。

では、「外連(けれん)」とはどういう意味なのか、辞書で調べてみましょう。

①歌舞伎などで、見た目本位の奇抜な演出・演技。早替わり・宙乗りなど。
②はったり。ごまかし。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.545


歌舞伎で使われる言葉なんですね。歌舞伎が好きな方のなかには、「簡単に読めたよ」という方もいるかもしれません。

ちなみに、引用にある「早替わり」とは、短時間のうちに素早く演じる役を替えること、「宙乗り」とは、宙を浮いているような演出を行うことです。

まとめ

いかがでしたか?

「外連」は「けれん」と読みます。

歌舞伎を見に行く機会があったら、ぜひ「早替わり」や「宙乗り」などの「外連」に注目してみてくださいね。


参考文献:歌舞伎事典 文化デジタルライブラリー