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蔵前でおいしい一杯を求めて。 街に根付いたコーヒーライフに浸る。

  • 2022.5.24
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コーヒー最先端の発信地として知られる清澄白河~蔵前エリア。散歩したくなるスポットを巡りながらコーヒーを楽しむ街のスタイルに溶け込むように、提供の仕方や店の在り方など、それぞれの個性が進化中!

1.メルボルンで培ったノウハウをコーヒーにのせて。〈LUCENT COFFEE〉/田原町

「エチオピアブルトゥカーナ」500円のペアリングにはクッキーなど焼菓子300円も。
アイスラテ500円はロイヤルミルクティーのような濃厚さ。
レーズンバターサンド400円。

コーヒーがもっと日常の一部に溶け込んでほしい、と苦みや刺激の少ない浅煎りに専念。開放感のある入口や、光がふりそそぐ白が基調の店内も、店主の中田さんご夫妻修業の地、オーストラリア・メルボルンのスタイル。

イラストはハイブランドのデザインを手がけるエイドリアン・ホーガン氏。バッグ1,000円。

〈LUCENT COFFEE(ルーセントコーヒー)〉
東京都台東区寿1-17-12レモンビル1F
03-4400-1995
7:30~17:30 火休
12席

2.街のロースタリーから世界水準のコーヒーを発信。〈LEAVES COFFEE ROASTERS〉/蔵前

香りがラウンドして優しく入るよう飲み口の薄さや形を綿密に設計した笠間焼のカップでいただく。
単独落札のコーヒーは瓶入りの100g用も。4,700円。

バリスタ・ロースター共に独学で自分のスタイルを確立したオーナー・石井康雄さん。最近では彼が惚れ込んで単独落札した「GUATEMALA ROSMA COE #3」(1杯1,500円)が登場。ライトローストに仕上げたクリーンな味わいをぜひ試して。

奥にあるヴィンテージの〈プロバット〉で焙煎。

〈LEAVES COFFEE ROASTERS(リーブスコーヒーロースターズ)〉
東京都墨田区本所1-8-8
03-5637-8718
10:00~17:00 火水木金休
8席

3.五感を通して自分の好きな味に出合う。〈saladday coffee〉/仲御徒町

オーナーの地元、富山県黒部市とゆかりのあるYKK農園「ブラジルボンフィーノ」500円。豆は100g800円~。
ブレンドの焙煎風景。生豆の状態からブレンドして焙煎することで、それぞれの豆の香りが混ざり一体感が出る。
腰窓からのテイクアウトも人気。

一点抽出で丁寧にハンドドリップされた至高の一杯は、注文時にガラスドームで蓋をした焙煎豆を見て、その香りを試しながらヒアリング。常時4~5種類あるなかから、自分好みの味と引き合わせてくれる。

〈saladday coffee(サラダデイ コーヒー)〉
東京都台東区台東1-23-9 山田ビル1F
10:00~17:00(土祝11:00~18:00)日月休
8席

(Hanako1208号掲載/photo : Yumi Hosomi , Wataru Kitao, Miyu Yasuda, Shu Yamamoto illustration : kanako text : Yuya Uemura, Ami Hanashima)

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