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「蟷螂」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.4
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今回ご紹介する難読漢字は「蟷螂」です。

虫へんがつくところから察されている方もいらっしゃるかと思いますが、こちらはとある虫の名前となっております。

なんと読むのか、ぜひお考えください!

「蟷螂」の読み方!

「蟷」に「螂」と、それぞれの漢字単体で見ても読み方が思い浮かばない方もいらっしゃるかもしれませんね。「蟷螂」という言葉自体初見の方にしてみれば、全く手がかりがない状態かと思います。

それでは、ここでヒント!

この虫はみなさんもご存知のはずです。手に大きな鎌を持つあの緑色や褐色をしている虫のことですよ。

…そろそろ答えはわかりましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かまきり」でした!

「蟷螂」について

「かまきりってこう書いたかな…?」と思われているかもしれませんね。

「かまきり」は「蟷螂」の他に「螳螂」、そして「鎌切」と書くこともできます。上記のように思われていた方は、この「鎌切」という表記で覚えていたのではないでしょうか。

ちなみに「蟷螂」は他に「いもじり」「とうろう」「いいぼむしり」と読むこともできます。どちらも「かまきり」の別名ですので、併せて覚えておいてくださいね!

それでは、ここから「かまきり」の詳細に迫っていきましょう。辞書の記載は下記の通りとなっています。

かま‐きり【蟷=螂/螳=螂/鎌切】
直翅目カマキリ科の昆虫の総称。体長7~8センチのカマキリやオオカマキリ・コカマキリなど。体は細長く、緑色または褐色。前脚は鎌状に曲がり、他の小昆虫を捕獲する。頭は三角形で、左右に大きな複眼をもつ。雌は交尾ののち、草上や樹上で産卵し、卵を粘液で包んだ卵嚢を作る。外国産にはランの花や枯れ葉に体を似せたものもある。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

体色が緑というのはみなさんもご存知かと思いますが、褐色の場合もあるとは知らなかった、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

また、引用にある「ランの花」に体を似せたと言われる「ハナカマキリ」の体色は、上記のどちらにも当てはまりません。非常に独特な見た目をしているので、興味のある方はぜひ画像検索してみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「蟷螂」は「かまきり」「いもじり」「とうろう」「いいぼむしり」と読みます。

この機会にぜひ覚えてみてくださいね!