1. トップ
  2. 「花の弟」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「花の弟」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.5
undefined

今回ご紹介する言葉は「花の弟」です。

「花」が頭につく言葉というと「花の都(はなのみやこ)」「花のお江戸(はなのおえど)」などが挙げられますよね。

では、今回の「花の弟」はいったいなんと読むのでしょうか…。ぜひお考えください!

「花の弟」の読み方!

簡単に「はなのおとうと」と読んだ方も多いと思いますが、残念ながら不正解です。

しかし、答えに全く近づいていない、というわけではありません。

実は、正解と「はなのおとうと」は1文字しか違わないんです。ここから1文字変える・増やす・減らす、いずれかの手段で答えにたどり着いてみてください!

…どうでしょう、そろそろ答えは分かりましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「はなのおとと」でした!

「花の弟」について

「はなのおとうと」から1文字削っただけとはいえ、初見で当てられた方は少なかったかもしれませんね。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。

「花の弟」とはいったいなんのことを指しているのでしょうか。

その名の由来も記載されていますので、辞書を確認してみましょう。

はな【花】 の 弟(おとと)
(多くの花が春に咲くのに対し秋に咲くところから) 植物「きく(菊)」の異称。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

なるほど、菊の異称なのですね!

多くの「花」と咲く時期が異なることから「菊」が「花の弟」と呼ばれるようになったようです。予想通りという方はいらっしゃいますか?

さて、もしかすると「花の弟」があるなら「花の兄」という言葉もあるのでは?とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

その推測通り「四季の花の中で他の花にさきがけて咲くところから」春に美しい姿を見せる「梅」を「花の兄(はなのあに)」と呼ぶそうです(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

こちらも「花の弟」と併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「花の弟」は「はなのおとと」と読みます。

今回の「花の弟」や冒頭で触れた「花の都」「花のお江戸」以外にも、頭に「花の」とつく言葉はまだまだたくさんあるんです。

「花の定座(はなのじょうざ)」「花の御所(はなのごしょ)」「花の錦(はなのにしき)」などなど、ここに書ききれないほどありますよ。

興味のある方は、ぜひ調べてみてくださいね!