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「杜夫魚」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.7
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今回ご紹介する難読漢字は「杜夫魚」です。

既にお察しの方も多いでしょうが、こちらはとある魚を指しています。

読み方と併せて、どんな魚なのかもお考えください!

「杜夫魚」の読み方!

「杜」は「と」「ず」「もり」などと読みます。「杜撰(ずさん)」という言葉でなら見覚えがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、上記から「とふぎょ」「ずふぎょ」などとお考えになっても、残念ながら不正解です。

それでは、ここでヒントをご紹介します。

この魚はカジカ科の淡水魚です。南日本の河川に多いそうなので、南日本にお住まいの方なら簡単な問題かもしれませんね。

それでは、そろそろ正解を発表します。

正解は「かくぶつ」でした!

「杜夫魚」について

「かくぶつ」は「杜夫魚」の他に「杜父魚」と書くこともできます。こちらも併せて覚えておいてくださいね!

さて、実は「杜夫魚」はとある魚の異名なんです。ただ、その正体を知ると魚とは全く違う生き物に思えてくるかもしれませんよ。

かくぶつ【杜父魚・杜夫魚】
〘名〙
魚「かまきり(鎌切)」の異名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「えっ…虫なの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、ここでいう「鎌切」とはあくまで魚です。虫の方と混同しないように気をつけてくださいね!

また、この魚には「がくぶつ」という別名もあります。その名を冠した「がくぶつ汁」という郷土料理が福井県九頭竜(くずりゅう)地方で親しまれていますよ。いったいどんな味なのか、一度食べてみたいものですね!

まとめ

いかがでしたか?

「杜夫魚」は「かくぶつ」と読みます。

今後も魚に関する難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!