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「水鮭」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.6
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みなさんはおにぎりの具はどんなものが好きですか?

昆布に梅に「鮭」やツナマヨ…コンビニにあるものだけでも目移りしてしまいますよね。

さて、今回は上記の「鮭」が含まれる「水鮭」の読み方を当てていただきます。なんと読むのか、分かりますか…?

「水鮭」の読み方!

そのまま「みずさけ」や「すいさけ」と読んでも残念ながら不正解です。字面から読み方を探ることは困難かもしれません。

ヒントをお伝えすると、この言葉は「鮭」とつくことからも分かりますが、とある魚を指しています。

環境省の準絶滅危惧に指定されていて、別表記は「鯇」です。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「あめ」でした!

「水鮭」について

「水鮭」と書いて「あめ」と読む。どうしてそんな読み方になるのかと、困惑していらっしゃるかもしれませんね。

「水鮭」「鯇」どちらであっても、初見ではなかなか読めないかと思います。

それでは、「水鮭」とはいったいどんな魚なのか、辞書で確認してみましょう。

あめ【鯇・水鮭】
〘名〙
魚「びわます(琵琶鱒)」の異名

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「琵琶鱒(びわます)」という名前の通り、琵琶湖固有種の魚となっています。

釣り好きの方の間でも親しまれていますが、先述した通り準絶滅危惧の魚であるため、産卵期にあたる10月から11月は禁漁とのことです。

ちなみに別表記の「鯇」は「琵琶鱒」の別名「あめのうお」と読むこともできますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「水鮭」は「あめ」と読みます。

「水鮭」の味については、滋賀県のHPにて「脂ののった魚体は、刺身や塩焼きなど格別なおいしさです」と紹介されるほどです。ぜひ一度食べてみたいものですね!

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館、滋賀県HP、環境省レッドリスト2020