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「黄道眉」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は

  • 2022.8.2
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今回ご紹介する難読漢字は「黄道眉」です。

「黄」に「道」に「眉」と、使われている漢字それぞれには、あまり関連性がないように見えるかもしれませんね。

実は、この言葉はとある生き物の名前となっています。読み方とあわせて、どんな生き物なのかお考えください!

「黄道眉」の読み方!

「黄色い道のような眉毛…?」と、一目見ただけではどんな生き物なのか想像もつかないのではないでしょうか。

お困りの方のために、ここでヒント!

「黄道眉」には別表記が2つあります。そのうちの1つには「黄」ではない別の色を表す漢字が含まれていますよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ほおじろ」でした!

「黄道眉」について

ヒントの別表記とは「画眉鳥」と「頬白」でした。後者であれば字面そのままのため、簡単に読めたかもしれませんね。

さて、冒頭でお伝えしたように「黄道眉」はとある生き物のことを指しています。しかも、まったく別の2種類の生き物を指しているんです。

ほお‐じろ ほほ‥【頬白・黄道眉・画眉鳥】〘名〙
① ホオジロ科の小鳥。全長約一六・五センチメートル。背面は栗色で黒色縦斑があり、腰と腹面は淡赤褐色。その名は目の上と、口から頬に走る二白斑が目立つことによる。雌の羽色は全体に雄より鈍い。中国北部から日本に分布。雑木林や農耕地などにすむ留鳥で、雑草の種子や昆虫を食べる。鳴き声は「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそろ)」と聞こえるといわれ、声を楽しむため昔からよく飼われた。
② 魚「ほおじろざめ(頬白鮫)」の別名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「頬白」という別表記から「頬白鮫」にたどり着けた方もいらっしゃるかもしれません。「鳥」と「鮫」という、2種類の生き物を表すことを、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね!

ちなみに、「頬白鮫」は「人喰い鮫」と呼ばれるほどに気象が荒いことで有名ですが、実はかまぼこなどの練製品の原料でもあります。気づかないうちに、皆さんも食べているかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?

「黄道眉」は「ほおじろ」と読みます。

生き物に関する難読漢字はまだまだたくさんあります。今後もご紹介してまいりますので、お楽しみに!