「飯匙倩」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

みなさんは今日どんな「ご飯」を食べましたか？

米かパンか麺か、はたまた肉や魚と候補はいろいろありますよね。

さて、今回は上記の「飯」が含まれる難読漢字「飯匙倩」をご紹介します。

「飯匙倩」の読み方！

「倩」という漢字は初見の方も多いかもしれませんね。

お困りの方のために、ここでヒント！

「飯」「匙」とありますが、実は料理とは特に関係がありません。なんと、とある生き物の名前となっています。

毒を持つ、“ニョロニョロとしたあの生き物”のことなんです。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか？

それでは、正解を発表します。

正解は「はぶ」でした！

「飯匙倩」について

「はぶ」は「飯匙倩」の他に「波布」とも書きます。ちなみに、こちらは字面そのままに「なみぬの」とも読みますよ。

それでは、ここから「飯匙倩」の詳細に迫っていきましょう。辞書の記載は下記の通りとなっています。

はぶ【波布・飯匙倩】〘名〙
クサリヘビ科の毒ヘビ。全長二メートル以上にもなる。頭が三角形で大きく、首は細い。体の上面はふつう淡黄褐色で、二列の暗褐色の大形輪状斑が並ぶ。体の地色によって金ハブ・銀ハブと呼ぶこともある。沖縄諸島・奄美諸島の特産。森林・畑などにすみ、夜行性で、カエル、ネズミ、小鳥などを捕食する。性質は狂暴で、毒が強く、かまれると命にかかわる。ほんはぶ。

出典：『精選版 日本国語大辞典』（小学館）

 

「沖縄諸島・奄美諸島の特産」とあるように、沖縄の蛇としてとても有名かと思います。天敵である「マングース」との関係性は、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

引用文からも分かりますが「飯匙倩」は大変危険な蛇です。見かけても、決して近寄らないようにしてくださいね！

まとめ

いかがでしたか？

「飯匙倩」は「はぶ」と読みます。

この機会に、ぜひ覚えてみてくださいね！