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「浸漬」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.10
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みなさんは「ご飯のお供」は、どういったものがお好きでしょうか。肉に魚、卵に物と、いろいろあって目移りしてしまいますね。

さて、今回は上記の「漬」が含まれる「浸漬」をご紹介します。

いったい何と読むのでしょうか?

「浸漬」の読み方!

そのまま「しんつけ」と読むだけでは不正解です。ただ、他にどう読めばいいか分からないかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

「浸漬」の読み方は2つあります。1つは「漬」という漢字の一部に注目すると簡単に読めるかもしれません。

しかし、もう一方は少し難しいですよ。ヒントですが、「漬」の音読みが使われています。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「しんせき」「しんし」でした!

「浸漬」について

「漬」に含まれている「責」から「せき」という読み方にたどり着けましたか?

ただ、上記は当てられたとしても「しんし」には思い至らなかったかもしれません。音読みである「し」を、この機会に覚えておいてくださいね!

さて、気になる「浸漬」の詳細ですが、冒頭で触れた漬物の一種、というわけではありません。では、いったいなにを表しているのでしょうか。辞書の記載は下記の通りとなっています。

しん‐し【浸▽漬】[名](スル)《慣用読みで「しんせき」とも》
1 液体にひたすこと。
2 思想や流言などが次第に浸透していくこと。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

引用にある「流言(りゅうげん・るげん)」とは「根拠のないうわさをいいふらすこと。また、そのうわさ。ねなしごと」(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)のことです。

1はまさに「浸漬」の文字通りの意味と言えるのではないでしょうか。

ただ、2の意味は字面からなかなか想像できないかもしれません。

2つの意味がかなり違うものではありますが、この機会に両方覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「浸漬」は「しんせき」「しんし」と読みます。

よく見かける漢字であっても「浸漬」のように組み合わさることで読めなくなってしまうものは、まだまだたくさんありますよ。今後もご紹介させていただきますね!