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「決定」は「けってい」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.6
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「人生は選択の連続である」とは、シェイクスピアの残した言葉です。

みなさんもこれまで生きてきた中で、さまざまな選択をし「決定(けってい)」してきたかと思います。

さて、今回ご紹介する言葉は上記の「決定」です。こちらを「けってい」以外で読んでみてください!

「決定」の読み方!

普段使う読み方から「けつじょう」と読んだ方が大勢いらっしゃるかと思います。

もちろんそちらも正解です。ただ、答えは後1つ残されています。

「まだあるの…?」とお困りの方がいらっしゃるかもしれませんが、ややこしく考える必要はありません。

実は、先に出た「けつじょう」から1文字変えるだけで答えにたどり着けますよ。

どこをどう変えればいいのか、しばしお考えください!

…どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「けちじょう」でした!

「決定」について

日頃使っている「けってい」だけでなく、他に2つも読み方があるとは想像していなかったかもしれませんね。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。もしかすると「けちじょう」「けつじょう」は「けってい」と同じ意味だと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、実は「けってい」とは違う意味の言葉なんですよ。

けつ‐じょう〔‐ヂヤウ〕【決定】
[名](スル) あることが定まって動かないこと。また、信じて疑わないこと。
[副]疑いなく。きっと。必ず。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「きめること」ではなく、「あることが定まって動かないこと」という意味でした。名詞だけでなく副詞的にも使われる言葉なので、その点も併せて覚えておいてくださいね!

ちなみに、実は「けってい」にも「特に申告納税制度をとる国税において、納税義務者からの申告がない場合、税務署長がその調査したところによって課税すること」と「裁判所が行なう判決以外の裁判」という、当事者にならない限り知る機会がほとんどないような意味がありますよ。

ただ、覚えておいて損はないので、この機会に頭に入れておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「決定」は「けってい」の他に「けつじょう」「けちじょう」と読みます。

これからも数多く「決定」することになるでしょうが、なるべく後悔がないようにしたいものですね!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館