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「字訓」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.15
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今回ご紹介する難読漢字は「字訓」です。

ぱっと見では、そこまで難しく思えないかもしれませんね。ただし、これは難読漢字クイズです。正解は2つありますが、1つは簡単には当てられないかもしれませんよ。

なんと読むのか、ぜひお考え下さい!

「字訓」の読み方!

簡単に「じくん」と読んでも正解ですよ。

ただ、残る読み方を当てようにも「字」「訓」を他にどう読めばいいのか分からない、という方も多いかもしれませんね。

お困りの方のために、ここでヒント!

上記の「じくん」は、実はもう一つの正解にかなり近づいています。

なんと、あとはここから1文字変えるだけなんです。「じ」「く」「ん」のどれをどう変えればいいのか、お考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「じきん」でした!

「字訓」について

「訓」を「きん」と読むのは「字訓」に限った話ではありません。「訓」単体の場合でも「きん」と読むことができますよ。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。

「じきん」は「じくん」と同じく「日本語としての漢字の読みの一種」という言葉です。ただ、それだけではなく「じくん」にはない固有の意味もありますよ。

じ‐きん【字訓】〘名〙
① 字を教えること。
② =じくん(字訓)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用文を見て意外に思われた方も多いかもしれませんね。

しかし、実は「訓」には「教えさとす」や「教える」といった意味があります。

「教訓(きょうくん)」や「訓練(くんれん)」という言葉があることを踏まえると、納得できるのではないでしょうか。

ちなみに「訓」には「くん」「きん」のほかに「訓える(おしえる)」「訓(おしえ)」といった読み方もあります。こちらも「字訓」と併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「字訓」は「じくん」の他に「じきん」とも読みます。

「訓」以外にも、ちょっと意外な「訓」読みがある漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!

 

※参考文献:『デジタル大辞泉』小学館、『精選版 日本国語大辞典』小学館