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「輸出」は「ゆしゅつ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.6
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今回ご紹介する難読漢字は「輸出」です。

「なんだ、簡単じゃん」と拍子抜けしている方もいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん「ゆしゅつ」と読むことはみなさんもご存知かと思います。

ただ、この言葉にはもう一つ読み方がありますよ。なんと読むのか、ぜひお考えください!

「輸出」の読み方!

「出」の読み方は「ゆしゅつ」の場合と同様に「しゅつ」です。つまり、この問題の鍵は「輸」にあります。

ただ、この漢字を「ゆ」の他にどう読めばいいのか分からない、そうお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は「ゆしゅつ」の「ゆ」は「慣用音(かんようおん)」なんです。もう一つの読み方は「正音(せいおん)」となっていますよ。

ちなみに、「慣用音」とは呉音・漢音・唐音に属さず日本で幅広く使われている音で、「正音」は奈良・平安時代に中国から新しく輸入された漢字音とのことです。

それでは、そろそろ正解を発表させていただきます。

正解は「しゅしゅつ」でした!

「輸出」について

ここまでである程度察している方もいらっしゃるかと思いますが、対義語である「輸入(ゆにゅう)」も「しゅにゅう」と読みます。

他にも「運輸(うんゆ)」や「輸粗(ゆそ)」なども、上記と同じように「うんしゅ」「しゅそ」と読むそうです。読み方が違っていても、いずれの場合も意味は変わりませんよ。

ただ、現在では「しゅしゅつ」「しゅにゅう」などという読み方は、ほとんど知られていないのではないでしょうか。日常で上記の読み方を使っても相手に伝わらない、なんてこともあるかもしれませんね。

ちなみに「輸」という漢字自体に、あまり知られていない意味があることをご存知でしょうか。

それはなんと「負ける」です。これを聞いて、驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「輸出」は「ゆしゅつ」の他に「しゅしゅつ」とも読みます。

今ではほとんど使われていない読み方かもしれませんが、知っておいて損はありません。この機会にぜひ覚えておいてくださいね!

 

※参考文献:『デジタル大辞泉』小学館