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「水分」は「すいぶん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.30
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人間の身体に最も必要なものの1つに「水分(すいぶん)」があるかと思います。

梅雨が明け暑い日が続いており、1日の間に摂る機会も増えてくるのではないでしょうか。

さて、今回はそんな「水分」の別の読み方をご紹介します。

「水分」の読み方!

「すいぶん」ではないからといって、簡単に「みずぶん」や「すいわけ」などと読むわけではありませんよ。

それでは、ここでヒント!

最初の文字は「み」です。そして、この読み方をする場合、「水分(すいぶん)」に比べて「分ける(わける)」という意味がより強くなりますよ。

…そろそろ答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「みくまり」でした!

「水分」について

読み方は分かりましたが、その意味はどうでしょうか。

上述したように「みくまり」という言葉には「分ける」という意味がより色濃く出ています。

ただ、それだけの情報ではどういった言葉なのかよく分からないかもしれません。

それでは「みくまり」とはいったいどんな意味なのか、辞書を見てみましょう。

み‐くまり【水分】〘名〙 (「水配り」の意)
① 山や滝から流れ出た水が種々の方向に分かれる所。水の分岐点。
② 貯水を調節すること。水を配分すること。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「みくまり」には上記のように「水」を「分」けることに関する2種類の意味があります。

どちらの意味も、よく使う「すいぶん」とは印象がかなり違うかもしれませんね。

ただ、実は「すいぶん」は「流れがわかれること」も表しています。

また、他にも「漢方で、人体の鳩尾の下部で、臍のまうえ三センチメートルぐらいの所」という意味もあるんです。

なにげなく使っている言葉ではありますが、上記のような意味があることをご存知の方は少なかったかもしれません。初めて知ったという方は、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「水分」は「すいぶん」の他に「みくまり」とも読みます。

これから暑くなるにつれて、こまめな水分補給はより重要になりますよ。

熱中症対策のためにも、しっかり意識してくださいね!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館