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「土蜂」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.16
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今回ご紹介する難読漢字は「土蜂」です。

一目見て「えっ、簡単じゃん」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、これは難読漢字クイズです。なかなか思いつけないその読み方を、ぜひ当ててみてください!

「土蜂」の読み方!

もちろんそのまま「つちばち」「どほう」と読むこともできます。

ただし、今回当てていただきたいのは別の読み方です。

ちなみに「蜂」は簡単に「はち」と読みます。つまり、この問題の鍵となるのは「土」です。

ヒントをお伝えすると「土蜂」は文字通りとある「蜂」の名前となっています。

ただし、集団ではなく単独で行動するという、少し変わった「蜂」ですよ。

…そろそろ分かりましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ゆするばち」でした!

「土蜂」について

「土」単体で「ゆする」とは読めないため、正解にたどり着けなかった方も多いかもしれませんね。

さて、この「ゆするばち」とは「あなばち」の別名ですが、そもそも「あなばち」という「蜂」をご存知でしょうか。

一般には「蜜蜂(みつばち)」や「雀蜂(すずめばち)」などが有名なこともあり、初めて聞いた名前という方が多いかもしれませんね。

いったいどんな「蜂」なのか、正体を辞書で確かめてみましょう。

あな‐ばち【穴蜂・地龍】
〘名〙
アナバチ科のハチ。土中や木の幹の穴などに巣をつくるハチの総称。集団生活をしない。幼虫の食糧としてキリギリス、ツユムシ、アブラムシなどを蓄える。

 

引用にある通り、他の虫を餌とする肉食の「蜂」です。

ただし、同じ肉食の「雀蜂(すずめばち)」とは違い攻撃性は低いため、向こうから積極的に刺してくることはありません。

かといって、全く攻撃されないわけではないので、無闇に近づいたりしないようにしてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「土蜂」は「つちばち」「どほう」の他に「ゆするばち」とも読みます。

ちなみに、先述した「つちばち」も「あなばち」の別名です。ただ、その一方でツチバチ科の「蜂」の総称でもあります。「あなばち」と「つちばち」を混同しないように気をつけてくださいね!

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)