買うタイミングは? 投資デビューにぴったりな「単元未満株」の基礎知識

【女性からのご相談】

余裕資金で株式投資を始めたいと思います。しかし、買おうとした銘柄が一単位100万円くらいで、高くて買えません。ミニ株というのを聞いたことがあるのですが、どのような制度なのでしょうか?

●A. 株式投資の最低単位(1,000株、100株など)である単元株数未満で取引できる制度です。

ご相談ありがとうございます。ライターの常磐麗奈です。

最近は株式の上昇により、株式投資をしようにも、まとまった資金が必要になってきています。しかし、“ミニ株”などの、単元株未満でも取引できる制度を使えば、少額から株式に投資することが可能です。

●証券会社によって違う名称

単元未満株の取引の名称は、証券会社によって違います(カッコ内は手数料)。

・日興証券/ミニ株……単元の10分の1の株数を取引できる(756円、約定代金2,000円未満2.484%)

・SBI証券/単元未満株(S株)……1株単位(約定代金の0.5%)

・カブドットコム証券/プチ株……1株単位(約定代金2万円まで100円)

・マネックス証券/ワン株……1株単位(約定代金の0.5%)

・楽天証券……取り扱いなし

ネット証券では1株から取引可能な“単元未満株”の取り扱いが可能となります。

●株式と同じようなタイミングで買えるの?

残念ながら、株式のように指値やザラ場での注文はできません。注文受付時間は証券会社によって違いますが、引け後から翌日午前10時までしか受け付けない会社もあります。例えば、前日夜に発注して、翌日朝の始値で執行といったスケジュールが一般的です。

また、購入できる銘柄は、東証1部、2部、ジャスダック、マザーズなど、上場銘柄のほとんどが対象となっています。

●株主優待は

株主の名義は、ミニ株の場合は“証券会社名義”、“単元未満株”の場合は本人名義となっています。配当は持ち分に応じて分配されますが、議決権は行使できません。

株主優待については可能なものは換金されて持ち分に応じて分配されます。また、ミニ株を投資し続けて、一単元株に達すると、一般口座に振り替えられます。その場合は議決権も付与されます。

単元未満株投資は少額から投資できますので、気になる銘柄を少額投資してみてはいかがでしょうか。元本保証ではないので、損が出てしまうこともあるでしょうが、投資金額が少額なので損失も小さく済みます。元本割れも勉強と思って許容できる程度の余裕資金で投資を始めることをおすすめします。

●ライター/常磐麗奈(ファイナンシャルプランナー)

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