キャサリン妃、トム・クルーズのエスコートで『トップガン マーヴェリック』のプレミアに来場。

5月19日（現地時間）、ロンドンで行われた最新作『トップガン マーヴェリック』のプレミアに、ウィリアム王子とキャサリン妃が来場し、話題を呼んでいる。世界中のファンが36年も待ち焦がれた名作の続編とあって、会場となったレスタースクエアは熱気に包まれた。しかし、トム・クルーズ、ジェニファー・コネリー、マイルズ・テラーといった豪華キャスト陣が登場する中、誰よりも熱視線を浴びていたのは、キャサリン妃と言っても過言ではない。彼女はローラン・ムレ（ROLAND MOURET）のオフショルダードレスをエレガントに着こなし、レッドカーペットを席巻。階段を上る際にはトムが手を取り、エスコートした。

カジュアルなデニムにスニーカーという親しみやすい装いで公務にあたることも多いキャサリン妃だが、彼女はここぞという時にグラマラスにドレスアップし、ロイヤルファンを魅了している。昨年9月に行われた『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアでは、眩いスパンコールで飾られたゴールドのジェニー・パッカム（JENNY PACKHAM）のドレスに身を包み、ハリウッド女優のような輝きを放った。

また、2017年の英国アカデミー賞（BAFTA）には、お気に入りブランドのアレキサンダー マックイーン（ALEXANDER McQUEEN）によるフローラルの刺繍を施したオフショルダードレスを着用。そのドレスにキャップスリーブをつけてお直しをし、2年後にはナショナル・ポートレート・ギャラリーで行われたイベントで纏った。このようにキャサリン妃は、英国王室におけるサステナブルファッションへの意識向上にも貢献してきた。

一方、英国映画テレビ芸術アカデミーの会長で大の映画好きとして知られるウィリアム王子は、キャサリン妃と新婚生活を送ったアングルシー島にあるバレー空軍基地で捜索救助活動を指揮し、その後にイースト・アングリア航空救急隊のパイロットとして活躍した経歴を持つ。そんな彼にとって、名作スカイアクション映画『トップガン』（1986）は特別な作品なのかもしれない。

Text: Kerry McDermott Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.CO.UK