生理用ナプキン無料提供サービス「toreluna（トレルナ）」の実証実験が南海電鉄なんば駅などでスタート！

南海電鉄、泉北高速鉄道、南海電鉄の商業施設などの一部女性トイレで8/18まで

生理用ナプキンを無料で提供するサービス「toreluna（トレルナ）」の本格導入に向けた実証実験が、南海電鉄なんば駅などでスタート。先駆けて行われた内覧会に参加してきました。

「急に必要になったのに、手元にナプキンがない！」。

そんなときに、トイレでスマホをかざすだけで生理用ナプキンが受け取れるのが「toreluna」。オンラインのピル処方サービス「スマルナ」などを展開している株式会社ネクイノが開発したサービスです。今回、その理念に共感した全国5都市の企業や施設などで実証実験がスタート。8/18（木）までの予定で行われます。

関西では5/13から、南海電鉄なんば駅や泉北高速鉄道泉ケ丘駅、南海電鉄の商業施設などの一部女性トイレ計7カ所に「toreluna」のデバイスを設置。内覧会では、鉄道会社としては初の取り組みとなる南海電鉄のなんば駅構内のトイレで、実際にナプキンを取り出す様子を撮影させてもらいました。

専用アプリをダウンロードし、スマホをデバイスにかざすだけでOK

なんば駅3階西側の女性トイレでは、一番手前の個室に「toreluna」が設置。

扉外側にピンクのステッカーが貼られています

「toreluna」の利用は、スマホさえあれば、とても簡単。

①まず、「toreluna」が設置されているトイレに入室。個室の扉に貼られているピンクのステッカーが目印です。

②「toreluna」のデバイス横に貼られているステッカーのQRコードをスマホで読み取り、アプリをダウンロード。

③アプリを起動し、設置されている「toreluna」から出てくるナプキンを受け取る（1回1枚、無料）。

で完了です。

アプリにはアンケート機能もついていて、実証実験で得られた声は本格導入に向けたサービス改善に利用されるそう。

トイレットペーパーと同様に、トイレで生理用ナプキンが当たり前に受け取れる社会に

ナプキンがトイレに常備されていないことを社会課題と考え、トイレ空間の再定義を行う「トレルナプロジェクト」を共創パートナーと共同で立ち上げたという株式会社ネクイノ。同社トレルナ事業部部長の福永有理さんは、「これまでは、ナプキンがなくて困っても〝仕方ない〟とされてきましたが、今回の実証実験を通してtorelunaのサービスを1人でも多くの方に知っていただき、トイレットペーパーと同じように、トイレで生理用ナプキンが当たり前に受け取れる社会にしてきたい」と話していました。

南海電鉄「生理用ナプキン無料提供サービス toreluna」実証実験

実施期間：5/13（金）～8/18（木）※予定

実施場所：＜駅＞なんば駅3階東、なんば駅3階西、泉ケ丘駅

＜施設＞なんばパークス3階女性専用パウダールーム＆トイレ、なんばスカイオ10階、

パークスタワー7階など

※設置されている個室には、「toreluna」のステッカーが貼られています。

●toreluna公式サイト https://nextinnovation-inc.co.jp/service/toreluna