1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「心底腰痛を恨んだことも…」面倒くさがりの40代が慢性的な腰痛を改善できたのは【体験談】

「心底腰痛を恨んだことも…」面倒くさがりの40代が慢性的な腰痛を改善できたのは【体験談】

  • 2023.5.1

在宅ワークを始めて約2年の40代半ばの私。気が付いたら慢性的な腰痛になっていました。同じタイミングでダイエットのためにYouTube動画を活用していたため、腰痛改善のためにも動画を頼りに、体操やストレッチをあれこれと試しました。私はとにかく面倒くさがりで、何をしてもあまり続かないタイプです。そんな私がどのような体操やストレッチを続け、腰痛を改善したか、その体験をご紹介します。

在宅ワークを続けていたら腰痛に

30代までは腰痛をあまり感じたことがなかった私。しかし、40代に入ってから始めた在宅ワークを夢中になって続けて約2年、気が付いたら腰痛を感じるようになっていました。

私が選んだ在宅ワークはWebライターです。できるだけたくさんの記事を仕上げようと、1日10時間以上も座りっぱなしでパソコンに向かうこともざらでした。

さらに、私の作業環境も良くなかったようです。デスクにパソコンを置き、椅子に座っていれば腰への負担はましだったでしょう。しかし、私はかなり低めの座卓にパソコンを置き、床に直に座って作業していたのです。椅子に座ってパソコンに向かうのと比べ、かなりの前傾姿勢が強いられるため、腰に大きな負担がかかってしまったと思われます。

お客さんの前で笑えないほど腰が痛い

私が自分の腰痛の深刻さを痛感したのは息子の誕生会のこと。わが家に友人家族を招き、餃子パーティをおこないました。子どもたちや友人にはテーブルについてもらい、餃子を包んでホットプレートで焼いてもらいました。一方私は自家製の餃子の皮を伸ばしたり、皿を出したり、洗い物をしたり、立ちっぱなしの時間が続いてしまったのです。

そんなとき、脂汗がにじむような重だるい痛みが腰を襲いました。最初のうちは笑顔で子どもたちの、

「ジュースちょうだい」

「箸はどこ?」

「キウイむいて!」

などの要求に応えることができましたが、そのうち歩く、腕を伸ばす、かがむなどすべての動作に「よいしょ!」と声をかけなければならない始末。やっと座れた!と思ったときに、もう一度キウイの皮をむくように頼まれたときは、真顔でお断りしてしまいました。

せっかくの楽しい誕生会、しかも自分で人を招待しておきながら笑顔になれない状況に、私は心底腰痛を恨みました。そして、腰痛をなんとかしたい!と思ったのです。

簡単な体操とストレッチで腰痛対策

しかし腰痛だからといって、在宅ワーカーには整体に行く時間とお金の余裕はありません。そこで私は動画などの情報を頼りに、いろいろと体操やストレッチを試し、腰痛を改善しようと思いました。

普段ダイエットのためにYouTube動画を活用していたこともあり、「簡単 腰痛」などのキーワードでYouTube動画を検索。

いくつかの方法を試したなかで、効果が感じられ、しかも継続できたものは腰に手を当てて腰を反る体操、腰に手を当てて腰を回す体操、椅子に座りながら足首を太ももの上にのせて上体を倒しておしりの筋肉を伸ばすストレッチなど。どれも非常に簡単で、誰にでもできる腰痛対策です。

私はもともとかなりの面倒くさがりで、縦のものを横にもしないというようなタイプです。ですから、どんなに効果が感じられる対策でも、ちょっとでも面倒に感じられると、継続することができません。例えば、床にゴロンと寝転がるストレッチなどは床を片付ける必要があるため、それだけで「面倒くさい!」と思ってしまうのです。

そのため、私は初めから片付けや道具の用意などのいらない、できるだけ簡単におこなえそうな腰痛対策を探しました。そして、作業の合間のほんの少しの隙間時間に、見つけた簡単な腰痛対策を、ちょっとずつでも良いからおこなうようにしました。

以前は洗い物で台所に立つだけでもすぐに重だるくなってきた私の腰。それが、体操やストレッチを始めてから3週間ほどたったときでしょうか。1食分を調理し、洗い物まで済ませても痛みはほとんど感じられないほどになったのです。

まとめ

もちろん、体操とストレッチは万能ではありません。長時間座りっぱなしの毎日を送っていることもあり、体操とストレッチだけでは100%腰痛とさよなら!というわけにはいかないようです。それでも、体操などを始めて1カ月もたたないうちに、何も対策をしていなかった時期とは比べものにならないくらい腰痛がラクになったと感じました。

これからも在宅ワークの毎日が続きます。面倒くさがりの私ですが、腰痛に苦しむくらいなら少しは頑張らざるを得ないでしょう。仕事とともに、簡単な体操やストレッチも続け、できる範囲内で腰痛対策をしていきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:鯉生美絵

民宿経営とライターの兼業をしている2人の男子の母。痩せの大食いと言われた時代を過ぎ、気付いたら内臓と一緒に年を取っていた。YouTubeを先生にいろいろなエクササイズやファスティングを実践、浮き輪肉や不調と戦う昨今。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる