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パパにもできる? ママに“自由時間”をプレゼントする育児協力のコツ

  • 2015.9.28
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【パパからの相談】

生後3か月の子を持つパパです。仕事が忙しく、家事も育児も妻に任せっきりです。文句も言わず頑張ってくれているので、何かプレゼントしたいと思っています。ママにはパパが何をあげたら喜んでくれるのでしょうか。

●A. ママが一番欲しいものは、“自由時間”です!

ご相談内容を拝見して、わが家も結婚記念日とママの誕生日が近づいてきたことを思い出した、新米パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

結婚記念日の前に私の誕生日もあることにはあるのですが、それはまあ、おまけみたいなものですので割愛で……(笑)。

普段頑張っているママにプレゼントをしたい! とは、世のママたちが聞いたらうらやましがること間違いなし(?)の、すてきなパパですね! 子どもができる前と後で欲しいものが違うのではないか、という目の付けどころも、かなりイイ線いっていると思います。

今回、相談者さんと月齢の近い0歳児のママたちに『いま一番欲しいもの』について質問してみました。

すると、みなさん口をそろえて『自分の時間が欲しい!』と答えたのです。0歳児のママは朝から晩までどころか、夜中にも授乳があるので、眠った後も赤ちゃんにかかりっきりになってしまいますから、なるほど納得と言ったところです。

●0歳児ママに聞く“自由時間にしたいこと”5例

さて、そんな0歳児のママたちは自由時間ができたら何がしたいのでしょうか。併せて聞いてみました。

(1)『美容院に行きたいです。妊娠9か月のときに行ったのが最後で、カラーも取れかけているから』(34歳・1か月の女の子ママ)

(2)『ママ友とランチに行きたいです。たまには自分以外の人が作ったごはんが食べたいので。それと、ママ友と子どもについての情報交換もしたいです』(30歳・5か月の女の子ママ)

(3)『カフェでゆっくり読書がしたい! まとまった時間があれば、子どもの泣き声が聞こえないところで、お茶しながら読書ができたらいいなあ』(31歳・4か月の男の子ママ)

(4)『ベビー服と、ついでに自分の服のバーゲンセールに行きたい(笑)。子ども服は高い! 時間ができたらまずバーゲン中のお店がないか探す! そしてついでに自分の服も見てきたい!』(28歳・6か月の男の子ママ)

美容院・お友達とランチ・カフェで読書・バーゲンセール。たしかに、どれも赤ちゃんが一緒では落ち着いて行うことはできなそうです。そして、中にはこんな意見も。

(5)『ちょっとでいいから、お酒を飲みに行きたい! うちの子はミルクも飲んでくれるので、母乳を与えない日の夜に1杯だけでもいいから飲みに行きたいかも』(35歳・3か月の女の子ママ)

●おむつ交換とミルクあげができれば、ママを3時間自由にできる!

育休中の私が、実際に0歳児の赤ちゃんと過ごしてみて思うのは、“ママにしかできないことは、実はとても少ない”ということです。まだ月齢が低いからかもしれませんが、パパが絶対にできないことは“おっぱいをあげること”だけです。ですが、この“おっぱい”も、事前にママに搾乳しておいてもらうか粉ミルクを使うかで、一時的な代用が可能です。

赤ちゃんの状況にもよりますが、まずは、ミルクor搾乳済みの母乳を与えることと、おむつ交換を覚えましょう。そうすれば、パパだけでも3時間程度の“お留守番”が可能になり、ママに自由時間をプレゼントすることが可能です。交換用のおむつをいくつかと、搾乳済みの母乳もしくは粉ミルクを手元に準備したら、念のために着替えの場所を確認しておくとよいでしょう。

「ひとりで留守番するのは不安。ママがお出かけしている間に赤ちゃんの具合が悪くなったら、どうしていいかわからない!」という声もあるでしょう。不安なお気持ちはごもっともです。私もその不安は常に抱えています。

しかしながら、“明らかな高熱”“うんちの色がおかしい”などという場合は、たとえママが一緒にいたとしてもどうにかなる問題ではなく、病院へ連れていくことになるケースがほとんどです。ですから、パパがお子さんとお留守番していても、実際のところあまり変わりません。

もちろん、ママのほうが赤ちゃんの普段の様子について詳しく知っていることでしょう。不安になったときはママに電話・メールで確認してみるのもいいと思います。

●ママに、「いってらっしゃい!」をプレゼントをしましょう

普段、外で働いているパパにとって、休日は心身の疲れを癒やすための時間ですよね。ですが、3時間くらいであれば協力できるのではないでしょうか。あなたの24時間(連休ならば48時間)あるお休みのうちの、たった3時間です。パパにリフレッシュが必要なのと同じく、ママにもリフレッシュが必要なのです。

さあ、哺乳瓶とオムツの準備ができたら、「いってらっしゃい!」とママを送り出してあげましょう!

【参考リンク】

・おむつ替えまるわかりガイド | 花王

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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