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「老後破産」に陥る人の3つの共通点

  • 2022.5.16

将来の年金がどのくらいもらえるのかわからない中、老後に貯金が底をつく「老後破産」の心配をしている方は多いと思います。老後破産に陥る家庭にはいくつか共通点がありますので、特に40代以降の方は自分が当てはまっていないか確認してみましょう。

■住宅ローンの返済で退職金をあてにしている

老後の生活費の柱は、年金と貯金、そして退職金の3つです。住宅ローンの返済に、この中の1つである退職金をあてにしている人は要注意です。老後資金に回せる退職金が減るのも問題ですが、この場合繰上げ返済ができない状態の家計、つまり貯金も少ないケースがほとんどだからです。

■ライフプランを立てていない

老後に必要な金額の試算をせずに、行き当たりばったりのお金の使い方をするのは危険です。まず、老後いくら年金が受給できるのか、老後必要になる生活費を算出します。

年金で生活費をカバーできればいいですが、できない場合はその分を現役時代に貯めておく必要があります。老後になってから収入を得るのは難しいので、なるべく多めに確保しておくと安心です。

老後資金を知った上で、子どもの教育資金やマイホーム資金を試算すると無理のない範囲で対応できるでしょう。ライフプランを立ててみたい方は、銀行などの金融機関に相談してみてはいかがでしょうか。

■子どもにお金をかけすぎている

教育費など、子どもにお金をかけすぎている人にも老後破産の危険があります。

比較的多いのが、教育費にお金をかけすぎるケースです。また、孫にお金をかけすぎる人も危険です。そこでお金を使うと十分な老後資金を貯められず、老後破産を起こしやすくなります。

それを防ぐためには、今から「子どもにお金をかけすぎない」「子どもに経済的自立を促す」「困ったら公的機関に相談する」の3点を心がけたいところです。

■老後の資金対策は今すぐ始めよう

老後破産を回避するには、以上で挙げた人の逆を行くのが一番です。老後の準備は早いに越したことはありません。特に現在50歳以上の人は今すぐ実践することをおすすめします。

文・fuelle編集部

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