1. トップ
  2. 「筍」は「たけのこ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「筍」は「たけのこ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.28
undefined

春に旬を迎える「筍(たけのこ)」。そのまま焼いて食べるもよし、炊き込みごはんや煮物にしてもよしですよね。みなさんも、この春たくさん食べたのではないでしょうか?

さて、実は「筍」には「たけのこ」以外の読み方があります。いくつかありますので、1つでも当てられるよう頑張ってくださいね!

「筍」の「たけのこ」以外の読み方!

竹冠の下に「旬」があることからもわかるように、「筍」は「しゅん」もしくは「じゅん」とも読みます。

しかし、今回は4文字の読み方を考えてみてください! いずれも「たけのこ」を少し変えたものとなっています。

ヒントですが、頭文字はどれも「た」です。また、4文字目は「な」となっています。

「た○○な」、空欄に当てはまる2文字を考えてみてくださいね。

それでは、気になる正解を発表します。

正解は「たかむな」「たかんな」「たこうな」でした!

「筍」について

どれも「たけのこ」に近い読み方でしたが、それもそのはず。「たかんな」は「筍の古名」であり、古くは「たかむな」とも読んでいたんだそう。また「たこうな」は「たかんな」が変化した語になります。似ているのも当然ですよね。

ちなみに「じゅん」と読む場合、「新芽。若芽」という意味も持ちますよ。

さて、それでは最後に「筍(たけのこ)」がどのような植物か。辞書で確認してみましょう!

① 竹の根茎の節から生じる若芽。鱗片状の葉鞘(ようしょう)(=いわゆる皮)に包まれており、芽ばえてから一〇日ぐらいまでのものをあく出ししてから食用にする。モウソウチク、ハチク、マダケなどが美味とされる。最盛期は初夏。たかんな。たかな。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

ちなみに、実は「筍」や「竹」は「タケ科」の植物ではありません。実は「イネ科タケ亜科タケ類」に分類されています。まさかお米のもとになる「稲」と「筍」が、同じ科の植物なんて、ちょっと意外ですよね。

まとめ

いかがでしたか?

「筍」は「たけのこ」以外に様々な読み方があります。

スーパーなどで見かけた際は、「そう言えばあんな読み方もあったなぁ…」と思い出してくださいね!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館