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「蝦」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.27
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今回ご紹介する言葉は「蝦」。

こちら漢字、実は2つの読み方があります。

1つ目は、生のままでも、焼いてもおいしい海の幸の「蝦(えび)」のことを表しています。

食べ物の中で1番好き! なんて方もいらっしゃるでしょう。

2つ目は、池や沼などに生息している、ある生き物を表しているんです。

さて、いったいなんと読むかわかりますか?

「蝦」の「えび」以外の読み方!

「えび」に似ている生き物から、「蝦」の読み方を「しゃこ」と予想された方もいらっしゃるかもしれません。また、もしかしたら「かに」と読まれたかもしれませんね。

しかし、残念ながらどちらも不正解! 

ぴょ〜んと跳ねて移動し、長い舌で獲物を捕獲する生き物です。また、食べると味は「鶏」に近いなんて言われることもあります。

それでは、最後に大ヒント! 「蝦」の別表記は「蛙」です。これでもうわかりましたよね?

そう、正解は「かえる」でした!

「蝦」について

まさか「蝦」に「かえる」という読み方があるなんて、驚かれた方もいらっしゃると思います。

ちなみに、実は「蛤(はまぐり)」も「かえる」と読むんですよ。意味はもちろん同じです。「蝦(えび)」も「蛤(はまぐり)」も、「蛙(かえる)」と全然関係なさそうですが…かなり不思議ですよね。

さて、それでは「蝦(かえる)」がどのような生き物か、詳しく確認してみましょう!

両生綱無尾目に属する動物の総称。外形は頭、胴の二部からなり、胴部には四肢(しし)をもち、前足に四本、後足に五本の指をもち、しばしばみずかきがある。幼生はおたまじゃくしと呼ばれ、水中で暮らすものが多い。成体は水から離れるものもいる。水田、沼などに多く見られるが、樹上や地中にすむものもある。トノサマガエル、ヒキガエル、ウシガエルなど種類は多く、食用、または美声のため飼育される種もある。かわず。びき。ひき。かいる。かえら。《季・春》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

そう! 実は「蝦(かえる)」は前足と後足で指の本数が違うんです。身近な生き物ですが、初めて知った方も多いと思います。

先述したように、「蝦(かえる)」は食べることもできますよ。通販で販売されているほか、飲食店でもしばしばメニューに載っています。

「鶏」に似ているとのことですが、はたして真相は…? 興味のある方は、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

「蝦」は「えび」以外に「かえる」と読みます。

実はこのほかにも、ある生き物を表す漢字が別の生き物も表している場合はしばしばありますよ。気になる方はぜひ調べてみてくださいね!