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「醤蝦」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.31
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「蝦(えび)」ってとってもおいしいですよね。サクサクに揚げた「蝦フライ」にはタルタルソース、生でいただく際はワサビと「醤油(しょうゆ)」をちょこんとつけて…想像しただけで、グッとお腹が空いてきちゃいます。

さて今回は、「蝦」と「醤油」が組み合わさったかのような難読漢字「醤蝦」をご紹介。はたしてなんと読むのか、またその意味は? さぁ、当ててみてください!

「醤蝦」の読み方!

「しょうゆえび」と読みたくなりますが、残念ながら不正解。コチュ醤(ジャン)やXO醤、豆板醤なども有名ですが、もちろん「ジャンえび」と読むわけでもありません。

実はこちら、表記に「蝦」を含んでいますし、「蝦」によく似た姿をしているものの、実は全く別の生き物なんです。ちなみに「海糠」という別表記もあります。

海で漁をする際に使う「撒き餌(まきえ)」としても大活躍してくれますよ。読み仮名は2文字になります。

そろそろ見当がついてきた方も多いはず。それでは、正解を発表します。

正解は「あみ」でした!

「醤蝦」について

「醤」や「蝦」からは全く想像もできない読み方で、正解を聞いて驚いた方もいらっしゃると思います。「海糠」という別表記も、ちょっとヒントにはならなかったかもしれません。

それでは「醤蝦」について、辞書で調べてみましょう!

〘名〙 甲殻類アミ目アミ科に属する種類の総称。一見エビに似た小動物で、大きさは二~三センチメートル。雌が保育嚢をもち、胸部後方節を露出することなどでエビ類と異なる。塩辛、佃煮として食用にするほか、魚類のえさ、漁のまきえに用いる。東京湾、浜名湖、伊勢湾などが産地。こませ。あみえび。あみざこ。あみじゃこ。ぬかえび。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「撒き餌」としてはもちろん食用にもなってくれる「醤蝦」。特に佃煮は、ご飯のとってもいいおかずになるんですよ。独特の旨みと甘辛い味わいに、1度食べたらきっとハマってしまうはず…!

なお「醤蝦」には「糠蝦(ぬかえび)」という異名もあります。こちらは字面通りの読み方なので覚えやすいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「醤蝦」は「あみ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!