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「鯣」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.20
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「鮪(まぐろ)」や「鯛(たい)」など、魚偏の漢字はたくさんありますよね。お寿司屋さんで、湯のみにずらりと書かれているのを見たことはありませんか?

さて今回は、そんな魚偏の漢字から「鯣」をご紹介します。みなさんきっと1度は食べたことがあるはずですよ。さぁ、当ててみてください!

「鯣」の読み方!

「易」は「えき」、もしくは送り仮名をともなって「易しい(やさしい)」と読みますよね。

しかし、もちろん「鯣」の読み方は「えき」でも「やさしい」でもありません! 読み仮名は3文字となっています。

さて、ここでとっても大きなヒントを発表!

「鯣」はお酒のおつまみにうってつけの存在です。細長くて、噛むほどにじんわり旨みが出てきて…なんとなく、ピンときませんか?

それでは、正解を発表します。

正解は「するめ」でした!

「鯣」について

「たしかに食べたことある!」

正解を聞いて、そのように思った方も多いと思います。コンビニやスーパーで手軽に買うことができる「鯣(するめ)」。毎週のように食べている方もいらっしゃるかもしれません。

なお、「鯣(するめ)」は正式には「鯣烏賊(するめいか)」と言います。単に「するめ」と呼ぶ際は「烏賊(いか)の内臓をとりさり、開いて干した食品」も指すそうですよ。

それでは、最後に「鯣烏賊(するめいか)」がどのような生き物なのか、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 アカイカ科のイカ。胴は長さ三〇センチメートルぐらいで細長く、先端に広い菱形のひれがある。八本の腕は胴の半分ぐらいだが、一対の触腕は胴より少し短い。体表に赤褐色の小斑点が多数あり、それらの収縮によって体色が変わる。死後は褐色になり、さらに古くなると白色になる。集魚灯で集めておいて釣りあげる。日本の沿岸に広く分布する、食用イカ類の代表種。干してするめに加工するほか、刺身・塩辛などにもされる。するめ。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「スルメイカ科」ではなく「アカイカ科」の1種になります。また、よく見かける細長い乾物以外にも、様々な食べ方ができるみたい。この機会にしっかり覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「鯣」は「するめ」と読みます。

身近なものが意外にも難読漢字だった…なんてことはしばしばありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館