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「歩荷」=「ほか」?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.9
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重たい荷物を持って歩くのは大変ですよね。短い距離ならまだしも、長い距離はとても耐えられそうにありません…。現代は宅配サービスが充実していて、本当に便利になりました。

さて今回は、まさに「歩」と「荷」を含んだ「歩荷」という言葉をご紹介します。みなさんは、こちらを正しく読むことができますか?

「歩荷」の読み方!

「ほか」や「あるくに」と読んだ方は、残念ながら不正解。そこまで簡単な読み方ではありませんよ。

しかし、「ほか」は少し惜しいです。読み仮名は3文字なので、こちらを元に考えていきましょう。

まず、今回「荷」は「か」と読みます。「荷重(かじゅう)」や「集荷(しゅうか)」などと同じです。

そこで問題になるのが、「歩」をなんと読むかです。残る読み仮名は2文字、そして「ほ」を少し変えれば正解にたどり着けます。

…そろそろ見当はつきましたか?

そう、正解は「ぼっか」でした!

「歩荷」について

「ほ」に濁点をつけて「っ」をつけるだけ。正解を知ると一気に簡単に思えますが、ノーヒントではなかなかの難問でしたよね。

さて、それでは「歩荷(ぼっか)」とはどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 荷物を背負って運ぶ人。特に、山で荷物を担いで運ぶのを仕事とする人。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「歩く際の荷物」ではなくて、その逆。「荷物を背負って運ぶ人」のことでした。

また、意外なことに職業の名前でもあるんだそう。そして、実は現代でも「歩荷」をされている方はいます。登山好きの方であれば、ご存知だったかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「歩荷」は「ぼっか」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!