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「未草」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.3
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「未来(みらい)」のことはわからないものですよね。だからこそ、日ごろから万が一に備えて計画をたてておきたいものですよね。たとえば、急な出費に備えて貯金をしている方も多いと思います。

さて、ここで問題です! 「未来」の「未」を使用した「未草」という植物がありますが、みなさんは正しく読むことができますか? 読み仮名は5文字です。さぁ、当ててみてください!

「未草」の読み方!

あてずっぽうで「みらいぐさ」「みらいそう」と読んでしまった方はいませんか? でも残念、どちらも不正解です。もちろん「みそう」や「みぐさ」でもないですよ。

実は「草」は「ぐさ」と読むため、そこまで難しくありません。カギになるのは「未」をどう読むか。「み」からはかけ離れたものとなっています。

それでは、ここでヒントです!

子・丑・寅・卯…。みなさんは、こちらがなんのことだかわかりますか?

…そう! 十二支ですよね。実は「未」も、この中の1つなんですよ。

はたして、12個の選択肢から絞ることはできましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ひつじぐさ」でした!

「未草」について

十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」ですよね。こちらを記憶していた方は、ヒントを見てすぐに「未草(ひつじぐさ)」と読めたと思います。

しかし、ここで問題が…。はたして「未草」とはどのような植物なのでしょうか? 名前の通り、ひつじみたいにモコモコしていたり…?

それでは、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 スイレン科の多年生水草。各地の池沼に生える。泥中の根茎から出た葉は長柄をもち水面に浮かぶ。葉身は光沢があり卵状楕円形で基部はやじり形に深く切れ込む。夏、根茎から細長い花柄を水面上に伸ばし、ハスに似た径五センチメートルぐらいの白い花をつける。花後、花柄はらせん状に曲がって水中に沈み卵円形で海綿質の果実を結ぶ。和名は、未(ひつじ)の刻(午後二時)頃に花が開くことからとされるが、開花の時間は必ずしも一定ではない。夜は閉じる。漢名、睡蓮・子午蓮。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』

 

名前の由来は見た目ではなく、開花時間から来ているみたい! たしかに、十二支は年だけでなく時間や方角にも使われます。たとえば「丑三つ時(うしみつどき)」はよく聞きますよね。

まとめ

いかがでしたか?

「未草」は「ひつじぐさ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!