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【旭川】旨い!安い!ボリュームたっぷりのゲソ丼を頬張る「花ちゃん」

  • 2022.5.11

旭川に出かけた際には、是非とも味わいたい旭川市民のソウルフードである丼物があります。「男山自然公園」を訪れた後に、『お昼には絶対食べるぞぉ~』と思っていたのが、ゲソ丼です♪念願叶いました(←少々大げさ)

低価格で庶民的な食材のイカのゲソ

イカのゲソとは、触手、つまり10本ある足の事。道内のスーパーなどにはゲソだけを売っているところがありますね。かなりのお値打ち価格です。

出典:リビング札幌Web

ワンパターンの煮物以外に、他に何かないかとレシピ検索。見つけたのが、手軽に作れるゲソ丼でした。

ゲソに片栗粉をまぶして揚げて、甘い醤油ダレをかける。サクッと食べられてお昼ごはんにぴったり。甘いタレをかけたゲソ天がごはんとの相性バッチリなのです。

出典:リビング札幌Web
旭川市民のソウルフードであるゲソ丼の始まり

ゲソ丼とは、先に書いたようにイカのゲソ(足)を揚げたものをご飯にのせた丼物です。始まりは昭和56~57年頃。あるおそば屋さんが寿司屋さんで余るイカのゲソを揚げて丼にのせたのが発祥と言われているようです。

旭川ではゲソ丼を提供しているお店は、気軽に楽しめるそば屋さんやラーメン屋さん、定食屋さんが多いようです。そして、飲食店だけでなくスーパーなどでも販売されているとか。

人気のお店「花ちゃん」

旭川駅から歩いて18分ほどのところ、国道237号線沿いの神楽中央ショッピングプラザ内にお店があるのが、昭和レトロ感のある外観の「花ちゃん」です。

出典:リビング札幌Web

立喰いの文字がありますが、カウンターには椅子が並んでおり、座って食べます。店内のカウンター席の他に、店横にもテーブル席があります。

出典:リビング札幌Web

私がお店に着いたのは、お客さんが退いた後の午後2時過ぎ。それでも、久方ぶりの常連のお客さんがいらして、お話に花を咲かせていました。

お客さんは現地の方から観光客までいろいろ

道内外からツーリングに訪れるライダーの口コミで人気になったようです。ライダーたちには、さくさくっと食べられて満腹感もある、ゲソ丼は人気のメニューのひとつなのです。

国内はもとより、アジア圏の観光客も訪れるお店としても知られていましたが、コロナ禍の影響で渡航規制が強化されてインバウンド 訪日外国人がすっかりいなくなり・・・

英語のメニューが、再び活躍するのはいつ頃になるのでしょうか。

出典:リビング札幌Web

テレビ局のロケも多いらしく、有名人の写真やサイン色紙が壁一面に飾られています。

出典:リビング札幌Web

店名こそ出なかったものの、ゲームのなかでゲソ丼屋として登場したこともあるほど知名度の高いお店なのです。

「花ちゃん」のゲソ丼の誕生

もともとはゲソ好きだったご主人のお酒のおつまみを見たお客さんが、おねだりしたそう。その後、たれをかけて食べると美味しいことからゲソ丼としてお店のメニューに加えたところ、人気になったのです。

出典:リビング札幌Web

その作り方はほかのお店とは違い、片栗粉をまぶしたゲソを揚げるのではなく、フライパンで焼くように仕上げています。作り置きはしておらず、注文を受けてから作り始めます。

メニューは

メニューには、カレーライスやカツ丼、親子丼などもありますが、ほとんどのお客さんが注文するのがゲソ丼です。 ゲソ丼(500円)は、醤油、ネギ塩、しょうが(キャベツ入り)の3種類の味から選ぶことができます。

出典:リビング札幌Web

中でも人気なのは醤油ダレをかけていただくゲソ丼。ご飯と良く合う甘辛いタレがかけられていて、どんどんご飯が進みます。

ご飯の上に刻み海苔がかかっており、ゲソを油で揚げずに、フライパンで焼くように仕上げる、「花ちゃん」独自の調理方法です。揚げると硬くなるゲソですが、この調理法で柔らかいまま提供することができます。

ミニサイズの麺類を+100~200円で一緒にいただける丼物セットがおすすめです。こちらはうどんのセットで、600円です。

出典:リビング札幌Web

ちなみにミニと付いていますが、結構量ありました。 ゲソの量は多めなので、こちらは残した場合に持ち帰り可能です。

このところの材料の値上げで、現在の価格で提供するのは難しくなってきているようですが、できるだけ維持できるようにと店主の青山さんは言われていました。それでも、ゲソ丼は、お値打ちなお昼ごはんと感じることができました。

以前はパートのかたとともに働いていましたが、今は青山さんがひとり、厨房で働いています。そのため、時間が多少かかることもあります。


価格が安くて、食材も特別なものではないのに美味しい、庶民的な料理のひとつであるゲソ丼。暮らしの中に定着して、ご当地グルメとなっています。料理そのものに加え、店構えや店主人柄、お店独自の工夫なども、人気になるのに一役買っているのかと。

出典:リビング札幌Web

海辺の街ではない旭川で、イカを使った丼物がソウルフードになるとは、これイカに(笑)まぁ、美味しいからとやかく言う必要ないですね。

旭川市を訪れた際には、ゲソ丼召し上がってみてはいかがでしょうか。

♦花ちゃん 北海道旭川市神楽4条3丁目2-7 神楽中央ショッピングプラザ1F TEL:090-3019-7296 営業時間:11:00~15:00 定休日:日曜 駐車場:店舗ビル裏に7台

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