1. トップ
  2. 韓国女子ツアー、新人王経験者がルーキー時代以来の優勝!2年8カ月ぶり3度目の戴冠

韓国女子ツアー、新人王経験者がルーキー時代以来の優勝!2年8カ月ぶり3度目の戴冠

  • 2022.5.9

チョ・アヨン(21)がルーキー時代以来、約2年8カ月ぶりとなる韓国女子ツアー優勝を果たした。

チョ・アヨンは、5月6日から8日にかけて忠清北道(チュンチョンブクト)忠州(チュンジュ)市のキングスデールGCで行われた「第8回キョチョンハニー・レディースオープン」で通算14アンダーの「202」を記録。

2位イ・ガヨン(22)を4打差で離して優勝トロフィーを掲げた。

デビューイヤーの2019年に「ロッテレンタカー女子オープン」と「OK貯蓄銀行パク・セリ・インビテーショナル」で優勝し、同年シーズンの新人王に輝いたチョ・アヨンだが、以降の2年間は優勝に恵まれずにいた。

ただ、今大会では第1ラウンドで単独首位に立つと、第2ラウンドでも首位タイをキープするなど、大会通じてトップの座を許さず、ワイヤー・トゥ・ワイヤーでの優勝でこれまでの悔しさを吹き飛ばした。チョ・アヨンは優勝により賞金1億4400万ウォン(日本円=役1440万円)を獲得した。

(写真提供=KLPGA)チョ・アヨン

チョ・アヨンは第2ラウンドまで首位タイで並んだイ・ガヨンと、最終ラウンドでも激しい争いを繰り広げた。チョ・アヨンが10番ホールから12番ホールまで3連続バーディを記録すると、イ・ガヨンは9番ホールから12番ホールまで4連続バーディを成功。これには現地に駆け付けたギャラリーの歓声があちこちで沸き起こった。

ただ、勝負は16番ホールと17番ホールで分かれた。イ・ガヨンが16番ホールでボギーを叩くと、チョ・アヨンは同ホールでパーを記録し、1打差をつけた。チョ・アヨンはさらに、17番ホールで約10mのバーディパットを成功させ、最終的に4打差まで離した。

(写真提供=KLPGA)トロフィーにキスをするチョ・アヨン

チョ・アヨンと名勝負を繰り広げたイ・ガヨンは、前週の「CreaS F&C 第44回KLPGAチャンピオンシップ」2位に続き、2週連続で準優勝に甘んじることになった。

2019年から本格的にレギュラーツアー(1部)入りしたイ・ガヨンは、これまで一度も優勝経験がなく、準優勝だけで今大会含め4度も経験している。

韓国女子ツアーは次戦、来る5月13日から15日にかけて、「2022 NH投資証券レディースチャンピオンシップ」を開催する予定だ。

Copyright @ Pitch Communications Ltd. All rights reserved.

元記事で読む
の記事をもっとみる