江戸・深川の夏の気配を感じる工芸品を紹介！企画展「立夏四つの景色」が開催中

東京都江東区の季華にて、江戸・深川の夏の気配を感じる工芸品を紹介する企画展「四人展立夏四つの景色」が、4月29日(金・祝)～5月16日(月)の期間で開催中だ。

今回で3回目となる企画展では、深川の4人の工芸士、江戸簾豊田勇、江戸切子小林淑郎、貴金属金工佐生真一、江戸切子椎名隆行 (椎名切子)の作品を中心にテーマを「立夏」に定め、工芸品70点以上を展示販売。

4人の工芸士の多くは夏に仕事の最盛期を迎える。新緑が芽吹き夏の気配を感じるこの時期にそれぞれの作品を見てもらうことで、実際に使用する風景に近づき作品への理解が深まることを目的としている。

さらに、同展では通常展示している工芸士の人数を9人から4人へ絞ることにより、より深く各工芸士の技や人柄がわかるよう展示作品やパネルを配置。希望があれば、スタッフが店内を案内する。

入場料は無料。展示販売という形態の店舗なので、通りがかりに気軽に入店し、深川の工芸品を身近に感じられるのが嬉しい。

また、工芸士が在店している日もあるので、在店日に来店した運の良い人は、声をかけてみよう。

なお、展示品は一部非売品を除き、その場で購入が可能。出品作品によっては、受け渡し日が企画展終了後となる場合もある。

同展へ立ち寄り、ゆっくりとあたたかさを感じる空間で、こころのほぐれる時間を過ごしてみては。

■季華住所：東京都江東区富岡1-23-13 営業時間：午前10時～午後5時休業日：会期中無休 HP：https://www.kika-fukagawa.jp/

企画展特設ページ：https://www.kika-fukagawa.jp/event/rikka/index.html

江戸・深川の夏の気配を感じる工芸品を紹介！企画展「立夏 四つの景色」が開催中