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コロナ禍で増える「VDT症候群」から目を守るには

  • 2022.5.9
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悲しいことがないのにすぐに涙目になってしまう、風にあたると涙が出る、涙が止まらないなど、ちょっと気になる目の症状。涙でうるおっているかと思いきや、実はドライアイだった、ということも。

2022年4月18日『「目」のトリセツ』(主婦の友社)が発売された。

本書では、充血、かゆみ、目がしょぼしょぼする、かすむ、まぶしい、虫が飛ぶ、ゆがむなどの気になる目の症状から、考えられる原因や病気を紹介していく。また、セルフケアや受診の目安も紹介されている。

たとえば、冒頭のような、悲しくもないのに涙が出るなどの症状は、ドライアイ、アレルギー性結膜炎、鼻涙管閉塞症などが疑われるという。
ドライアイは涙が出ないと思われがちだが、急に涙目になり、また乾くなど、涙の出方にムラのあるケースや、涙の水分は多いのにねばねば成分のムチンが少なく、うるおいが保てないケースもみられるという。

パソコンやスマホの使用によって、無意識にまばたきが減っている人も多く、涙が均一に広がらないケースが増えているのだとか。

また、コロナ禍で増えているのは、「VDT(Visual display terminal:画面表示端末)症候群」という症状だ。スマホやパソコンなどの液晶画面を見ることが多く、目の疲れや充血、ドライアイ、頭痛、肩こりなどが起きてしまう。

目を守るには、パソコンに向かう時の環境づくりが大切だ。窓の外の風景をぼんやりながめて、目を休めるのも予防につながる。

気になる症状は自己判断で放置せずに眼科を受診することが一番有効だ。本書を参考に気になる症状をチェックして、早めに対策しよう。

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