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人気の室内建築家ローラ・ゴンザレスがパリ7区に......。

  • 2022.5.9

左: ローラ・ゴンザレス。photo:Stéphan Julliard右: ローラによるギャラリーの外観の水彩画。

モダンな高級骨董商が並び、ウィンドウを眺めて歩くのが楽しいパリ7区のリル通り。眺めるだけでなく、中に入ってその世界を探検したくなるカラフルなスペースが3番地にオープンした。室内建築家ローラ・ゴンザレスのギャラリーだ。空間設計だけでなく、家具もデザインしてひとつのまとまった世界を作り上げる彼女は、パリのホテルやレストランまたブティックの内装にひっぱりだこ。このギャラリーでは色彩豊かでフェミニン、それでいて現代的な彼女のデザインを実際に手にとったり、触れたりできる。インテリアのインスピレーションにあふれる空間。気に入ったオブジェや家具があればオーダーを。

シュマシェー1889のファブリックを背景に展示されているカニのフォルムのミニバー、花を刺繍したクッション、楽焼の陶テーブル……。photos:Stéphan Julliard

このギャラリーでローラはアメリカのリュクスなファブリックと壁紙のメゾンである「Schumacher 1889(シュマシェー)」とコラボレーションしている。130年以上前にフランス人フレデリック・シュマシェーがアメリカに創立した老舗で、メゾン・ブランシュのブルー・ルームでもその品が用いられたほど。ダイニングスペース、バー・サロン、オフィスに分けたギャラリー空間の壁をローラはシュマシェー1889とのコラボレーションによるファブリックで飾り、彼女の家具と調和させている。このギャラリーのオープニングに際して、ローラはVIP顧客を招いてここでディナーを開催した。その時のディナーテーブルのセッティングを任されたのは「Waww la table (ワオゥ・ラ・ターブル)」だという。この1~2年、パリのインテリア界でその名前が囁かれることが多くなったこのワオゥ・ラ・ターブルとは何?誰?次の記事で紹介することにしよう。

左: ローラがデザインしたテーブルはRaibow、シャンデリアはLilypad。photo:Stéphan Julliard右: ギャラリー内、ワオゥ・ラ・ターブルとローラがコラボレートしたVIPのためのテーブルセッティング。

Laura Gonzalez La Galerie3, rue de Lille75007 Pariswww.lauragonzalez.fr

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