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元祖・韓流スター、カン・スヨンさん死去、韓国映画界の巨星

  • 2022.5.7

5月7日、韓国映画界を風靡した女優カン・スヨンが息を引き取った。享年55歳。

故カン・スヨンは5月5日17時48分頃、ソウル江南(カンナム)区の自宅で痛みを訴え、家族の申告で出動した救急隊に心停止状態で発見された。心肺蘇生術を受けて近くの病院に移送されたが、救急室で意識がない状態が続く中、本日、息を引き取った。

生前のカン・スヨン

1966年、ソウルで生まれた故人は1969年、4歳で東洋放送(TBC)専属子役として活動を始めた。東明女子高校在学中だった1983年、俳優ソン・チャンミンとともにドラマ『高校生日記』に出演し、当代最高の青春スターに浮上した。

ハイティーンスターのイメージが強かった故人は成人になった後、イメージ変身を図った。 

カン・スヨンは映画『シバジ』『ハラギャティ』などで韓国映画を世界に知らせた“元祖・韓流スター”だ。第44回ヴェネツィア国際映画祭・主演女優賞(1987年)、第9回ナント三大陸映画祭・主演女優賞(1988年)、第16回モスクワ国際映画祭・主演女優賞(1989年)などを受賞し、2001年の時代劇『女人天下』で悪女チョン・ナンジョンを演じて強烈な印象を残した。

『女人天下』は最高視聴率35%を記録するなど大きな人気を博し、カン・スヨンはこの作品でSBS演技大賞を受賞した。

以後、カン・スヨンは文化行政人に変身し、2015年から2017年まで釜山国際映画祭共同執行委員長として活動し、韓国映画界発展のために先頭に立った。

最近活動が少なかった故人は今年、ヨン・サンホ監督のNetflix映画『JUNG_E/ジョンイ』に出演し、10年ぶりの商業映画復帰を控えていた。

韓国映画成長史の随所に染み込んだカン・スヨンの足跡があまりにも大きかったため、映画界は故人の早すぎる死に遺憾を禁じえずにいる。キム・ドンホ元釜山国際映画祭理事長(現江陵国際映画祭理事長)を委員長に映画人葬葬儀委員会を設けることにした。

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